サマリタン

映画、本、毛糸もろもろ。

3月3日はひな祭り

今週のお題「ひな祭り」

 

3月に入って朝晩の冷え込みが少し緩んだように思う。

冬は終わったのだなと感じる。

 

横浜は一日中曇りのひな祭りであったが、

特にすることはない。

母の作ったひな人形は実家に置きっぱなしで、

何年も引っ張り出していない。

七段もあって、置く場所もないというのもあるが、

私はあまり年中行事に興味関心がないので、

これと言ってひな祭りらしいことはしていない。

実家にいたころは、一応、母がちらし寿司を作ってくれたものである。

そして、少しばかりの雛菓子を買っておいてくれた。

私は菱餅の形をした半生菓子のゼリーが好きだったのだが、

最近売っていないような気がする。

先月の節分のときも、やたら恵方巻は売っていたが、

豆菓子コーナーは設けられていなかった。

一方で、紀文からひな祭り向けの蒲鉾がたくさん並んでいた。

たぶん、クリスマス恒例ののケンタッキー・フライド・チキンみたいなもので、

こうした行事に食べるものは、

一企業の商品開発とキャンペーンによって

作られたものだったりするものだ。

最近のひな人形はお内裏様とお雛様だけのコンパクト版も多いし、

こうして年中行事は変わりながら、残っていくものだと思っている。

 

あ、これこれ。


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今週のお題「ふつうに良かった映画」を5つ。

昨日(2月23日)のアカデミー賞授賞式見られなかったけど、

ネットに上がっている写真とか動画をチェックしている。

いつものことながら、ファッションチェックが楽しい。

アナ・ケンドリックのピンク色のドレス良かったし、

ロザムンド・パイクの赤いドレスも良かった。

歌は聞けていないけど、

レディ・ガガの赤い手袋はどう見ても皿洗い用だった。

ケイト・ブランシェット

黒いドレスにターコイズブルーの首飾りは良かった。

さすがガラドリエル様である。

司会のニール・パトリック・ハリス氏はうまかったみたいだ。

ブリーフ一丁の瞬間、Twitterでどよめきが起きたのが分かったが、

あいにく、映画「バードマン」を見ていないので、

よくわからなかった。

作品賞も受賞したことだし、公開されたら見に行こうかと思う。

あと、まだフィフティ・シェイズ・オブ・グレイは見に行けてない。

 

さて、今週のお題である。

今週のお題は「ふつうに良かった映画」。

私は淀川長治氏がそうだったように、

おおむね、どんな映画も面白いところや良いところがあると考えている。

ものすごくどうしようもない映画も無いわけでは無いが、

そういうときは「完成させただけでえらいな」と思う。

 

というわけで、ふつうに良かった映画って何だろうと考えてみた。

映画館に何回も行ったり、DVDやブルーレイを買って何度も見たり、

思い入れがある作品とは違って、

「なんか、良いねー、これ、好きだなー」

と思うものをあげていこう。

 

1.ダイ・ハード(1988)

Die Hard (1988) on IMDb  

時々見ては、良いねーって思う。

ジョン・マクレーン最高。

ブルース・ウィリス以外考えられないキャスティングだと思う。

続編の2と3もそんな感じで好きだ。

4と5は微妙だ。

相当愛情を込めて見ないと辛いものがあった。

 

2.チャーリーズ・エンジェル(2000)

Charlie's Angels (2000) on IMDb  

マックGはこれで最高の仕事をしたと思う。

続編の「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」(2003)もセットで見たい。

ドリュー・バリモアキャメロン・ディアスルーシー・リューの3人が

キュートでセクシーで楽しそうなのが良い。

サントラも好き。

とにかく楽しい映画。

 

3.ゾディアック(2006)

Zodiac (2007) on IMDb  

最近では「ゴーンガール」や「ドラゴンタトゥーの女

90年代の「セブン」ファイトクラブ」といった、

オールタイムベスト入りな作品を作ってきたデヴィッド・フィンチャー

そのデヴィッド・フィンチャーの映画の中では、

言及されることが少ないように感じる。

気負いなく見て「へー、面白いな」と思う一本だ。

たまーに見たくなる。

主演のジェイク・ギレンホールが良い。

 

4.マーサの幸せレシピ(2001)

Martha no shiawase recipe (2001) on IMDb  

リメイク版ではなくてドイツ版の方が好きだ。

見てからずいぶん経っているし、

ストーリーもうろ覚えなのだが、

見終わったときに「良かったな」と思った記憶がある。

「幸せになるためのイタリア語講座」(2000)とも似た感触だった。

何度も見返したりはしていないけれど、

良かったな、好きだな、と思える映画。

派手さはないが、こういう映画にはなかなか出会えない。

 

5.変態男(2005)

Ordinary Man (2005) on IMDb  

タイトルがアレだが良かった。

確かにちょっと変態っぽいんだけど。

良い話なんだよ。

前のブログで感想を書いたことがあるが、

原題は「ordinary man」、つまり「普通の男」ってことで、

ふつうに見えても、いろんな人がいて、いろんな愛があるんだよ、

ってことだ。

「変態村」(2004)は全然違うから気を付けろ。

こっちは「ふつう」じゃないから。

 

以上5本。

 

気楽に見られて、見終わった後の気分の良さを基準にしてみたが、

書きながら考えたせいか、とっ散らかったリストになってしまった。

ほとんど2000年代前半の映画だった。

2015年の今から見ると、2000年以前の映画は、

少し古い映画の域に入ってくる。

だいたい、流行は10年単位で変わってくるので、

2000年代前半までが、「今」とつながっているかな、と思う。

 

私の場合ではあるが、古い映画は、

「よし、映画を見るぞ」と気合が入ってしまう気がする。

映画の世界には限らないが、

2005年以前だと、iphoneがないし、

1995年以前だと、インターネットもない状態がふつうだった。

電話だって、家庭に一台がふつうだったし、

テレビもブラウン管だ。

特殊効果やCGの技術の違いも大きい。

90年代以前になると、「そういう時代の映画」という

切り替えが必要になる感じがするのだ。

 

私の「ふつう」はこんな感じ。

「評決のとき」「刑事ジョン・ブック/目撃者」のパンフレットを買う。

映画に行くと、気分によってはパンフレットを買う。

買い損ねると次がないものだが、かといっていつも欲しいわけでもない。

 

過去に見た映画で買わなかった作品や

映画館ではなくレンタルで見てから気に入った映画の場合、

古本屋やブックオフで買ったりもする。

今回は、今を時めくマシュー・マコノヒー出演の

評決のとき」(1996)と、

すっかりおじいちゃんになったけど、

まだまだ頑張るハリソン・フォード

刑事ジョン・ブック/目撃者」(1985)を買った。

http://instagram.com/p/zMOSf5m4l8/

この間の土曜日にちょっと古い映画のパンフレット買った。108円なり。

12モンキーズ」も買おうかと思ったが、

確か以前古本で買ったので今回はやめた。

何故か、見つける度に、買いそうになる。

 

 「評決のとき」はIMDbでは7.4となかなかの高評価。

A Time to Kill (1996) on IMDb

90年代に流行した法廷サスペンスで、

原作はジョン・グリシャム、監督はジョエル・シュマッカー

まだ、26歳の大型新人と言われていた若かりし日のマコノヒーと、

同じく27歳のサンドラ・ブロックがヒロイン、

他、サミュエル・エル・ジャクソンとケビン・スペイシー

ドナルド&キーファー・サザーランド親子も出演と、

豪華キャストなのだ。

近所のツタヤには置いてなかった。

中古を物色してみると、

どういう事情か知らないが、今のところDVDが再販されておらず、

Amazonマーケットプレイス

ちょっとしたプレミア価格になってしまって残念。

 

パンフレットの紹介欄には 

「アメリカでは”マコノヒー旋風”が起きている。

 バニティ・フェアをはじめとする各紙が彼の特集を組み、

 ポール・ニューマンマーロン・ブランドの再来と呼んだ。」

とある。ふむ。

この写真なんて、タイタニックの頃のレオナルド・ディカプリオみたいだ。

たぶん髪型のせい。

http://instagram.com/p/zPI43YG4pm/

マシュー・マコノヒー(26歳)甘いマスクのハンサムさんだったんだな。いまでもイケメンだけどさ。

 

 

もう一つの 「刑事ジョン・ブック/目撃者」は1985年の映画で、

今から30年前。主演のハリソン・フォードは当時43歳。

既にスターで、もちろん今でもスターだ。

主演はさすがにないようだが、出演すれば必ず話題になる。

 

ハリソン・フォードは、比較的遅咲きの俳優だ。

「ナバロンの嵐」(1978)では、

若々しくて細面でびっくりするが、既に36歳だった。

30代で、スターウォーズインディ・ジョーンズで大当たりするまで、

大工をしていたというくらいである。

私はインディ・ジョーンズとジャック・ライアンが好きだが、

このジョン・ブックも良い役でとても好きな映画だ。

 

アーミッシュの人々が描かれた作品としても有名であるが、

私はこれをみて、アメリカは広い国なのだな、と思ったものである。

こうして、独自の風習と価値観を守ることができるというのは、

広い国土があってこそだ。

また、子役がとても良かったことも印象に残っている。

サミュエルを演じたルーカス・ハーンは、

当時8歳で、俳優志望ではなかったらしいが、

結局現在も俳優活動をしているようだ。

IMDbでは7.5と、これもなかなか高得点。

Witness (1985) on IMDb

 

2000年代初頭まで、インターネットで調べることができなかったので、

パンフレットは重要な情報源だった。

写真もあるし、何度も何度も繰り返し眺めたものもある。

ちょっとお高いな、と思うこともあるけれどね。

ゴーンガール、シンシティ復讐の女神、アメリカンスナイパーを見た。

こんにちは。

本日は雨。低気圧の影響か、だるくて頭が痛くなる。

暦の上では春ですね、と言い出してからが寒い日が続くものだけど、

花粉も飛ぶようになってくる時期で、

花粉症でなくとも、目がウルウルして、鼻もむずむずする。

外歩きにはちょっと辛い季節である。

そして、走っているにもかかわらず、

体重は増加中で気持ちが滅入る。

もちろん食べているからだろうけれど、

食べることが、楽しみや喜びというわけではないのが辛い。

気温が低くて日照時間の短い冬は、

鬱傾向にある人間には辛い季節である。

春は春で天気が荒れるのできついけれど、

早く春になってほしい。

 

さて、今年になって、劇場で映画を3本見たので、

簡単に感想を書く。

 

  • 「ゴーンガール」

映画界3大デビットの一人、デビット・フィンチャーの最新作。

ロザムンド・パイクベン・アフレックが、

ぴったり過ぎて、ベンアフが本当にぼんくらの田舎もんに見えてきた。

物語の終盤、

ロザムンド・パイク演ずるエイミーが、ぼんくら夫に向かって、

ドヤ顔で「結婚ってそういうものでしょ」と言ってくれるが、

「それはお前の人生だろ」と思った。

 

久しぶりの続編。なぜ作ったんだ。

そしてなぜ見に行ったのか。

前作は相当前に一度見ただけで忘れていると思ったが、

始まったらなんとなく思い出してきたのだけれど、

やっぱり前作の方が断然良かったな、と思った。

 

雰囲気に酔えれば良いのだけれど、

ストーリがカクカクしていて、展開がぎこちない感じがした。

たいして長い映画ではないけれど長く感じてしまった。

今回の見どころはエヴァ・グリーンだったと思う。

いつもの通りのエロくてずるい女をたっぷり見せつけてくれる。

登場シーンは少ないけれど、

クリストファー・メローニは、ここでも刑事役で登場。

お馴染みのLaw&Order SVUのステイブラーをクズにした役であった。

 

  • 「アメリカン・スナイパー」

試写会が当たったのでいそいそと行ってきた。

 

ブラッドリー・クーパーのほっぺたがふくふくしていて

「スナイパーはほっぺをグイっと当てるからこれくらいがいいのかな」

とか、

「夫が海外派遣中、妻は一人で家のことや子育てをしているわけで

 バリバリ働いているとは思えないが、

 それに見合う給料が出ているのだろうな」

とか、

「これだけきつい任務続きなのだから相当良い年金が出るんだろうな」

とか、

ストーリーとまったく関係ないことを考えたりしていた。

 

面白いとか面白くないというより、

始まってすぐに、すんなり映画の中に入り込めるので、

これは良い映画なんだなと思う。

手持ちカメラでドキュメンタリー風にしていないし、

余計なナレーションやエモい音楽もないのが良かった。

アメリカでは、戦争映画としては

プライベートライアン」を超えるヒットらしいが、

「ハートロッカー」や「ブラック・ホークダウン」に通じる、

現代の戦争の映画であって、

いわゆる「戦争映画」とは違うと思う。

 

なお、現在もアメリカではクリス・カイル氏に関わる裁判が続行中。

 

 

今週か来週にはフィフティ・シェイズ・オブ・グレイを見ようかと思っている。

 

新年

2015年も既に二週目。
年末年始は、大掃除もろくにせず、
実家に行ったくらいで、
大して遠出をしたわけでもないのにやけに疲れたらしく、
先週は何もする気になれずぐったり。

2014年最後の映画館は「ホビット」二回目。
興行成績はイマイチのようだが、
個人的に、好きなシリーズの最終作と言うこともあって、なかなか感慨深い結末であった。
トーリンこと、リチャード・アーミテージの眼力で魅せてくれたと思う。
ミスリルのベストを渡すシーンはしんみりしたね。

で、大晦日は紅白歌合戦を見て、
NHKBSで一挙放映していたロードオブザリング見て、
三が日は箱根駅伝を見たり、
夫の実家と、自分の実家に行ったり、
通りすがりのブックオフ巡り。
一日は横浜でも雪。寒い正月であった。
最後に横浜の野毛山動物園に行った。

http://instagram.com/p/xa8YTsG4ip/
フサオマキザル。鳴き声がR2D2っぽい。
http://instagram.com/p/xa8mo8m4i-/
野毛山動物園の水鳥たち。グェグェ言ってます。

今週から本格的に2015年始動としたい。
早速明日はシンシティとゴーンガールを見に行く予定。

編みぐるみ2つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

12月になってから秋の名残はどこかへ消え去り、

あっという間に冬本番である。

朝の空気が冷え切って張り詰めたように感じる。

 

となると、編み物シーズン到来である。

やはり夏よりは冬が本番。

…のはずが、何故か唐突に編みぐるみを作りたくなったので、

くまを色違いで二つ編んでみた。

 

http://instagram.com/p/wOt-PxG4uw/

くまの編みぐるみ2。色違いを編みました。

 

ハマナカから出ている冊子、

「ハマナカラブボニーでつくるあみぐるみ&雑貨小もの」から。

本では、アクリル毛糸を使っているが、

私は手元にあった純毛の中細毛糸を二本どりにした。

一日か二日で完成するので、簡単に達成感を得られるのは良いが、

かぎ針でちまちま編んでいると、手のひらが疲れる。

 

思ったより可愛らしく出来あがって満足満足。

はてなの今週のお題「年内にやっておきたいこと」

今週のお題「年内にやっておきたいこと」〈2014年をふりかえる 1〉

 

お題が出ているようなので一つ。

 

1.リビングのソファとカーペットの掃除

 ソファカバーを洗う。

 ソファクッションを干す。

 タイルカーペットの追加。

 

2.本棚の本を片づける。

 

本は既にかなり溢れており、本棚に収まらない本が平積みで探しづらくなってきた。

多分、整理整頓の問題ではなく、純粋に場所が足りていない。

もっと広い部屋に住みたいものである。

 

それでも、心を鬼にして本を捨てることもある。

なかなか決断は難しいが、この際、電子化したマンガについては手放す予定だ。

ここ半年くらい、旧作についても電子化が増えているようなので嬉しい限り。な。

電子版は場所のことを考えなくて良いのは助かる。

 

一方、編み物関係の本もかさばってきたのだが、

再入手が難しい本も多いのでうっかり手放せない。

作っていなくとも眺めるだけで楽しい本もたくさんあるし、

手芸関係の本は版元も大きな会社でない場合も多いので、

一期一会を覚悟しておくようにしている。

雄鶏社みたいに倒産しないとも限らないし。

 

私には流行りの断舎離は難しすぎる。