シルクロード
こんな夢を見た。
私は鉄道に乗って、中国奥地からシルクロードへ向かっていた。
途中、崑崙山脈を目の前にして、列車を降りた。
私は、線路の上を歩くことにした。
抜けるような蒼く澄んだ空と、やはり蒼い稜線が目の前に迫る。
私は、仏画を見るために、迷路のようになった洞窟へ入り込んだ。
色鮮やかな壁画に夢中になっているうちに、
私は奥へ入りすぎたようだ。
すでに戻る道がわからない。
どうしようもなく、先へ進んだ。
かなり歩いたところで、洞窟の出口らしきものを見つけたが、
眼下に空中都市が広がっていたのである。
もう一度列車に乗ろうと、街中を目指し、ソリ状の板に乗り
砂の斜面を滑降したところで、目が覚めた。
NHKBSの「新シルクロード」(再放送)を見ながら寝ていたようだった。
NHK総合の「チベット鉄道」(再放送)と混線したようである。
美しい夢だった。
今日の一言
ヘディンを読み直そうと思う。