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サマリタン

映画、本、毛糸もろもろ。

本だけではありません。

丸の内オアゾ丸善へ行く。
東京最大級の売り場面積を誇る書店であるが
今日の目的は、斎藤美奈子の新刊と、実は文具である。
丸善と言えば本屋であるが、よく知られている通り、扱っているのは本だけではない。
文具、鞄、衣服、絵画、じゅうたん等々の雑貨全般に、喫茶室もある。
残念ながら、喫茶室で食事をしたことは無い。
今日は、時間も無いので、
2階で『それってどうなの主義』(白水社)を早々に買い求め、
4階の文房具売り場で、万年筆を眺めることにする。
モンブランウォーターマン、プラチナなど、
高級ブランドがずらりと並ぶショーケースを眺めるのは楽しい。
文房具ファンはやや年齢の高い男性が多いようだが、
筆記具であれば、ほぼ毎日使うものだからこそ、
少し値段が張っても十分に元が取れると思う。
だがどの万年筆も、気軽に持ち歩けるような感じではない。
その雰囲気を喩えるならば、
広い書斎に、重厚なマホガニーの天板の机で、
ランプの仄かな明かりのもと、
皮革のトレイや書類挟みと一緒においておくような、
そして、封蝋するような便箋で手紙を書き、
小切手にサインをするような、
どこかの会社重役が愛用しているような万年筆なのである。
太い軸に細やかな装飾が施されているのである。
おめでたいのであろうが鶴やら亀やらが彫ってあったり、
えらく細かい幾何学模様であったりするのである。
何が良いのかは人によるが、
私は、もっとシンプルでシックなデザインが好きだ。
女性向けなのか知らないが、ピンクや黄色もどうかと思う。
出来れば丈夫なのが良い。
カランダッシュか、ペリカンか、ウォーターマンか。
ランスロットやプラチナはちょっと趣味ではないし、
手ごろなラミーにしようかなあ。

と、買いもしないで、勝手に悩むだけで、結局帰ることにした。
今度は伊東屋に見に行こうと思う。

今日の一言
実は、700円の万年筆を愛用中。