サマリタン

映画、本、毛糸もろもろ。

終電車の光景。

今日は終電の一本前で帰宅した。

電車では、絶対に乗り過ごせないため、
一駅ずつ停車するたびに、目が覚めては寝入っていた。
だったら、寝なければ良いのに、いちいち寝てしまう。
周りから見れば、せわしなく映るであろうが、
当人はその一瞬一瞬、深い眠りの中に落ち込んでいる。
時間の流れの次元が異なっているのだ。

飲んだ帰りに、寝過ごして、
どんどん遠くへ行ってしまったり、
降りる駅の周辺を行ったり来たりしてみたり。
武勇伝をお持ちの方は多いであろう。
ある逸話では、お茶の水駅から中央線に乗ったところ、
気がついたら、長野県のある無人駅であったと言う。
恐らく終点で引き返すとき、間違えて乗り継いだのであろう。
所持していた切符は160円だったそうである。

私はそういった経験は無いのだが、
早朝の中目黒駅で、車庫に連れて行かれたことがある。
意外と車掌は確認していないようだ。

今日の一言。
記憶を失ったり、真っ直ぐに歩けなくなったり、
腰が抜けたり、心が解きほぐれたり、
酒の力ってすごいな。