サマリタン

映画、本、毛糸もろもろ。

幹事の憂鬱。

今日は、年度末最終日。
異動のご挨拶やら、
年度内に終わらせるための一仕事で
随分とあわただしい一日であった。

来週から新年度である。平成も19年目。
21世紀も6年目。
一年があっという間に感じる年になったようだ。
私事ではあるが、この一年間は、大きな決断に迫られ、
また、貴重な経験を得たと思う。
しかし、次の一年間は、きっと葛藤が多いことだろう。
今から先が思いやられる。

閑話休題
今日の御題目は、軽くて重い、酒宴の幹事役の悩みごとについて。

年度が改まれれば歓迎会。
店探しをしなくてはならない。
ほどほどの値段と味で、酒の種類が多くて、
店員の対応が早くて、出来れば個室、駅近
・・・そんな都合の良い店はそうそう無い。

幹事役にとっては「ぐるなび」さまさまではあるが、
当日はハラハラするものである。
料理は足りるか、不味くないか、高すぎないか、
注文したものがすぐに出てくるか、
隣の席はうるさくないか、席は狭くないか、
雰囲気悪くならないか、等々。
口コミ掲示板も、あまり信用してしまうのは怖いし、
結構な確率でハズレを引いているような気がする。

仕事中だと言うのに、今夜の飲み会を心配していることが、
あまりにアホらしく、あまりにくだらないと思わないのだろうか。
飲み会の幹事役が上手な人が居ると、本当に助かるが、
飲み会にばかり気を遣っているのも、どうかと思ってしまうのだ。

さらに言えば、酒宴での気遣いやマナーも苦手だ。
お偉いさんに注いで回るとか、次の飲み物を用意するとか、料理を取り分けるとか。
実は、当のお偉いさんより、周囲の中間管理職が一番気を揉んでいるようだ。
酒宴でやることは、意外と無い。
けれど、それを見つけて、みんなの前で実行しなくてはならない。
それこそ、媚を売るのである。
「気が利くワタシ」の演出にいそしむ部下たちと、
「お偉いさんもご満足」と思いたい中間管理職の集まりなのである。

どちらも、ようやる~。

今日の一言。
今日はもつ鍋でした。