サマリタン

映画、本、毛糸もろもろ。

また来年。

コメントを頂いたので、桜の話でもう一つ。

随分前になるが、花占いなるものが流行したことがあったことを覚えているだろうか。
生まれた年や誕生日の組み合わせで、各人12種類の花に分類される。
星占いの変形のようなものだ。

どういういきさつか、私の花は桜だった。
桜は、毎年春になれば一斉に咲き、また、一斉に散るものである。
その幹は、真っ直ぐで太く、表皮は一見無骨だが、実は軟らかい。
占いによれば、桜の人は、その花のように、華やかに咲いては散るが、
何度でも復活し、何度くじけても諦めない。
そして、頑固で、孤独を恐れない。
芸能人で言えば、松田聖子安室奈美恵があげられていた。
私は、この二人には足元にも及ばないが、
やはり、頑固で孤独を恐れず、そして何度でも復活したいと思う。

今年の桜はもうすぐ終わりのようだが、来年もまた咲くだろう。
桜は死の予兆だけでなく、再生の象徴でもあるのだ。

今日の一言。
葉桜もまたうつくし