旅と友情。
ブログをはじめてそろそろ一年が経とうとしている。
さっき気がついた。
このごろ体調不良により更新が滞っていたので、
書くネタが無いわけではなく、書く気力が無いわけで、
結構ブログ記事を書くというのは体力と言うかやる気と言うか
相当高いモチベーションが必要なのだと実感した。
実は、数年ぶりに箱根へ行った(正しくは「連れて行ってもらった」)
「日経おとなのOFF」みたいな感じの人たちが多かった気がする。
晩夏の箱根、初秋の日光、冬の京都などなど、
ファミリーがはずすシーズンに敢えて訪れるのがお・と・な。
但し、秋の京都の場合は、いくら大人になっても、いや、おとなだからこそか、
女同士で行くべきではないと友人に忠告されたことがある。
と言うのも、カップル客が多くて、なんだか切なくなるから。
女同士の旅行はとても楽しい。
好みやテンションも近いし、胃袋の大きさも似ている。
観たいもの、欲しいもの、食べたいもの、疲れ具合、懐具合等など
似ている分だけ、とっても楽しい旅が出来る。
夜はゆっくり風呂に入って、コスメやグルメ、ダイエットの情報交換をしたり、
仕事や男の愚痴、共通の知人の近況を聞いたりと、とってもとっても楽しい。
でも、彼氏有りでも独り身でも、なんだか女同士だと、ちょっと寂しいお年頃なのだ。
過ぎ去った時代を懐かしみながらも、
今を精一杯生き抜いて、楽しみ貫こうとする女友達からは、
心からの尊敬、強さ、励まし、勇気、優しさ、労わり、叱責を与え合えたい。
楽しみも苦しみも共に過ごしたことがある人としか出来ない交流があると思う。
だからこそ、彼女たちと分かれ道をたがう時の寂しさが身に沁みる。
私には親友といえる人がいるかはわからない。
今、友達と呼んでいる彼女たちとも、この先も付き合っていけるのかもわからない。
けれど、私にとって、一度でも友情を感じた女友達は、
いつまでもライバルであり戦友なのだと、思っている。
今日の一言。
「俺より先に死ぬなよ」
(さよなら銀河鉄道999より)
そんな気分です。