ERはまだ続いているみたいですが。
マイクル・クライトン氏(66)が本日死去。
癌だったらしい。
彼の大ファンと言うほどではないが、
『ER』はシーズン5まで観ていた。
連続して起こる救急救命室での混乱と、
その対応に追われるスタッフを追う映像の臨場感を表現したカメラワークは
当時、TVドラマレベルを超えていた。
私はスーザンがいなくなってしまった辺りから、
失速して、ロス先生がいなくなって、見なくなってしまったけど、
ドラマのエポックメイキングだったと思う。
そして、あのドラマなくして、
ハリウッドスター、ジョージー・クルーニーは登場しなかったのである。
映画化された小説も多い。
恐らく最も有名なのが『ジュラシック・パーク』だろう。
公開当時、その描写の残虐性から、
13歳未満は保護者同伴と言う規制がかけられた。
こうした対処は、ホラー以外では先駆けた事例だったはず。
また、最近では、当たり前でも、
CGがまだまだ今より難しかった時代に、
過去のDNAから蘇らせた恐竜たちの島という、
とんでもないものを映像化してくれた。
いまだに、琥珀を見ると思い出すくらいである。
発掘された恐竜の骨は、たくさん見たけど、
映画で見た恐竜たちの鮮やかさにギョッとした覚えがある。
ホントかよ、と思った。
でも、どうやら最近の見解では、
恐竜の皮膚は、相当色とりどりだったのではないか、
と考えられるようになってきた(とどこかで聞いた)。
常に、先駆けて時代を作ってきた人だったと思う。
冥福を祈る。
今日の一言。
私は恐竜ではトリケラトプスとステゴザウルスが好きです。