タイタニックは見たけれど。
『アバター』は見ていない。
最近の映画では珍しいことに、チケット完売なのである。
確かに、スクリーンで見たい映画ではあるが、
ストーリーの話はあまり聞かない。
やっぱり関心は3Dにあるのだろう。
さて、冒頭のニュースにあるとおり、
私も映画ばかり見ているが、女性が監督の映画は確かに少ないと感じていた。
そう思っていたら、やはり少なかった。
人種と性別は、大きな壁であると同時に溝であるように見える。
本当に、人種や性別が変わることによって「何か」があるのかは明言できないが、
アカデミー賞の結果とその影響は大変大きなものであろう。
また、映像技術の変化と発展によっても映画は大きく変化してきた。
今から10年前の1999年、『マトリックス』をエポックメイキングとして、
そして2009年の『アバター』もまたエポックメイキングとなるであろう。
『アバター』が新たに成し遂げた歴史的興行成績の意味するところは、
3D映像と、それだけの膨大なデータを収められるメディアとしてのブルーレイの一般化だろう。
しかし、映像だけが映画の全てではないことは明らかだ。
実際、白黒であっても、古いフィルム映画には素晴らしい作品がたくさんある。
映像技術が多用になったことの可能性だけでなく、
映像技術が多用になったことの可能性だけでなく、
今後は、映像以外の面に着目した映画作りを期待したい。
とりあえず、絵がカッコイイのも一つの方向性かと思います。