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サマリタン

映画、本、毛糸もろもろ。

赤とか白とか青とか。

こんにちわ。
今朝、シャワーを浴びたのだが、
お湯がいつもよりぬるいなあと思っていたら、
何とうっすら雪が積もっていたので、寒いのも当然です。

みなさまお元気ですか。
私は半端です。

さて、「赤」と言えば何でしょう?
ソ連、中国、共産主義・・・っていうのもあるけれど、
ココはやっぱりシャア専用ってことで、今日はガンダムネタでいく。


弐号機も良いけどね。

んで、「白」と言えばやっぱりガンダムで、
青はもちろんランバ・ラルだ。

零号機も白いけどね。


最近、映画とアニメとドラマばかり見て、
目がつぶれそうなくらいなのであるが、
ついに、今年はガンダム再(再々かも)のデビューを試みた。

もちろん、ガンダム、初めてではない。

Vガンダム』も観たし(あまり面白くなかったらしく途中まで)、
ガンダムウィング』の頃は観ていた(美少年揃いだし)。
でも、どれもつまみ食い程度で記憶が曖昧であった。
シャア=赤くてマスク、くらいは覚えていたが、
専用機に角があることにすら気がついていなかった。

とりあえず『機動戦士ガンダム(劇場版)』と『機動戦士ガンダム哀・戦士編』を観た。
まあ、ガンダムと言えばココが正面玄関でしょう。
「とりあえずビール」くらいに考える必要のないセレクト。

週末の午後の2時間半。
濃い週末であった。
いやー、絵も音も、新鮮なくらいアナログ。
これぞ、「ザ・アニメ」(ダ×ソー風)。

マクロスフロンティア』と隔世の感あり。
アニメの進化を実感した。

近年のアニメは、ドラマティックなだけでなく、リアリティや日常感を醸し出す美術や、
緻密なメカニックデザイン、テンポの良いスピーディな台詞回し等々、
要素別に、細分化されていると言える。
また、キャラクターの可愛さがヒットの条件とも言えるくらい絵の重要性が高い。
そのような昨今の状況下で、傑作とは言え、30年と言う時の流れを感じることは否定しない。

アニメーションとして技術や手法の変化を「物価調整」しないままに
比較しても意味のないことではあるが、
今なお「ガンダムチルドレン」とも言える多くの係累を生み出す、
「原点」であることを感じさせる演出の数々は目を見張る。

デジタル処理のない時代では宇宙での戦闘シーンはもたつく印象もぬぐえないが、
厚みがあって、若干重く、『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』とも似たテイスト。

戦闘シーンも、『マクロス』シリーズ(と言ってもフロンティアしか観ていないけど)に比べ、
白兵戦中心で、あまりミサイルは出てこない。
宇宙戦争というよりは、中世の騎士を思わせるモビルスーツ同士の戦いが多く、
視覚的には大局的な戦争と言うよりは、小戦闘の描写が中心で、
大型戦艦やすべてを破壊するような兵器は出てこない。

そもそも、物語としては、ガンダムシリーズはすべて
ロボットアニメというより、スペースオペラと言えるのではないだろうか。
映画で言えば『スターウォーズ』と同じく、
舞台が宇宙とか未来ではあるが、
物語そのものは、志や利害の相反する人間同士の諍いを中心として、
アムロ・レイという若者を、人との関わりによって変化し成長する若者を描いている。

ミノフスキー物理学という独自の科学体系を設定することで、
機械の性能だけではなく個別の人物の能力に比重を置かざるを得ないことも、
個人が際立つ結果となっている。

人物の描き方が若干ステレオタイプで、昔の西部劇のような雰囲気も漂わせているが、
勧善懲悪ではない、それぞれの利害、思惑、思想、信条、人情、思い入れといった、
敵を討つだけで終わらない戦争の複雑さを描こうとしている。
そういう意味では、『宇宙戦艦ヤマト』以降の「大人のアニメ」でもあるわけだが、
「敵」はあくまで「同じ人類」ということが、
資本主義対社会主義という曖昧な枠で二つに分けられていた時代、
東西冷戦と言う社会構造を思わせる。

また、主人公が超能力のような力があるという設定は、
ちょっとした勘の鋭さや反応の早さだけではない、
特殊な能力があるというあたりは、少々とってつけた感はあるが、
敢えて、主人公の特権ではなく、他の人々も片鱗を見せているところで、
「人類の次のステージ」という宇宙時代の「種としての人類」の未来像を感じさせる。
子ども向けに作られていたロボットアニメにはない、
科学的視点を含めた、世界観の広さと深さ、複雑さを織りなしている。


ガンダム論は語ると長い上、先駆者が多いので、この辺にしておいて、
率直に感じたことを言おう。

アムロの声をあてている古谷徹、声が若い。

作画の安彦良和、基本的に絵が変わっていない。

それにしても何故に、ミライさんをもっと若々しく描かなかったのか。
  城戸沙織=アテネ(13)ほどじゃないけど。

フラウ・ボウは、「ボウ」まで含めて名前なのか。
何故に、みんなしてフルネームで呼ぶの?

ブライトもシャアもみんなみんな大人だなあ。
観ているこっちが子どものままだわ。

アムロだけ、妙に現代っ子。
さすが碇シンジの先祖。
基本、一人称は「僕」。

「ぶったな、父さんにもぶたれたことないのに!」だったのが、
「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」になり、

「僕が一番ガンダムを上手く操縦出来るんだ」が
「僕は、エヴァンゲリオン初号機パイロット、碇シンジです!」になったのだが、

「乗ればいいんでしょ」は変わらないのであった。

打たれ弱いし、自意識過剰だし、
本当は真面目で小心者なのに、売り言葉に買い言葉で出たとこ勝負。
へなちょこ主人公第一号であります。

そして、さすが名台詞の宝庫。
リファレンスが必要なのもわかる。

もちろん、今もなお台詞の妙技によるアニメや漫画も多々あるが、
「何気ない日常」や「思いがけない一言」と言った状況下の発言であったり、
専門書や文芸作品の引用を使った、タイミングによって意味の変化する発言として扱われていることが多い。

しかし、ガンダム、しかも初代は違う。

予め、メモでも作っておいたのか、と言う台詞回し。
モビル・スーツ同士で切った張ったの最中出てくるにはあまりにも流暢。
舌噛むぞってなくらい。

  聖闘士星矢』もきっと親戚筋。

実際のところ、テレビシリーズでは、絵の枚数を少なく抑えるために、
台詞が長くなったというが(冨野氏談・うろ覚えあり)
劇画的手法は、当時は決して不自然ではなかったのであろう。
私自身、当時観ていて違和感はなかったと思う。

画面にあわせて一緒に叫ぶべし。

「図ったな!図ったな!シャア!」

もちろん「ザクとは違うのだよ、ザクとは!!」「坊やだからさ」でも良いけど。

ガンダムを素直に楽しみましょう。
同じタイミングで言えるようになったら、ガンオタ初級、
機影だけで、MSの名前が言えるようになったら、ガンオタ中級ってところです。



ガンダム名台詞と言えばいろいろあるけれど、
個人的には、

「ヒイローー!私を殺しにいらっしゃーい」by リリーナ・P

が一番インパクトありました。

MG 1/100 ウイングガンダム

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  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
歴代ガンダムのなかでもかなりカッコイイと思う。