サマリタン

映画、本、毛糸もろもろ。

最近見た映画一覧。

取り急ぎメモ。

『テラートレイン』
テラー トレイン [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD

「地獄の車窓から、国境を超えるたび恐怖は加速する」

何じゃ、このコピーは。
リトアニアが舞台の『ホステル』系。
大雑把な医療行為はともかくとして、
パスポートを預けるなのはあり得ないだろー。

ゾーラ・バーチの行き先が心配だ。

 

マシニスト
マシニスト [HD DVD]

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クリスチャン・ベイルは基本的にこういう役が向いている気がする。
ハリウッドより、ヨーロッパ映画の暗ーい絵柄にピッタリ。
ハングマンゲームはあまり馴染みのない人が多いだろうが、
英会話のクラスでかなりやらされた記憶がある。

「_ _ _ _ ER」と言えば一発で「MURDER」と答える人間です。
 

『カノン』
カノン [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 日活
  • メディア: DVD

変態と名高いギャスパー・ノエ監督の映画。
製作、脚本、撮影もノエ自身によるもの。

『変態男』を思い出した。
ちなみに『変態村』のフィリップ・ナオンが主演。

インタビューによれば「恐怖を伝えたかった」そうだが、
ひたすらオッサンの語りが続く主観的な世界観なので、
いったん休憩を挟んで二日がかりで見た。

一言で表すなら、
m9( ゚Д゚) トゥ゙ーン!

 
『エイリアン』

古典。名作。デヴィッド・リンチ出世作の一つ。
見るのは何年ぶりか。
改めて見るとCG満載の映画と違い、奥行きや暗闇が深い。
さすが模型を作っているだけある。
ギーガーやメビウスらのアーティストが参加していることも大きい。
特典映像のギャラリーが結構面白い。
30年前の作品だがビザールな映像は今も尚新鮮だった。

シガニー・ウィーバーの変わらなさに驚く。

 

ザ・セル
ザ・セル [DVD]

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こちらは、10年前の映画。
こちらも何年ぶりかの再鑑賞だが全編記憶通りであった。

心象世界を映画にしようという試みは、
ひとまず成功していると言って良いだろう。
『パプリカ』にも通じる世界観。
あり得ない世界を絵にしたという意味では、
マトリックス』と並ぶ20世紀末を飾る傑作の一つだと思う。

ストーリーは今ではCSIシリーズでもおなじみの展開だが、
映像、色彩、音楽(ハワード・ショア)、衣装(石岡瑛子)の鮮やかさと、
そしてジェニファー・ロペスの脚線美は見もの・:*:・(*´∀`*)・:*:・
オープニングの、真っ青な空の下、白いドレスをひるがえして、
砂漠を馬に乗るJ.Lo.は本当に美しい。


監督はインド出身のターセム・シン
落下の王国』も見たいのだが、レンタルにない。

この夏公開の『インセプション』も夢の中が舞台らしいが、
どういう見せ方をしてくれるか期待。
 

ヒストリー・オブ・バイオレンス
ヒストリー・オブ・バイオレンス(廉価版)【期間限定出荷】 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)
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デヴィッド・クローネンバーグ監督は、
デヴィッド・リンチデヴィッド・フィンチャーと合わせて、
三大デヴィッドと言う(ウソ)。

ヴィゴ・モーテンセン主演だが、マリア・ベロエド・ハリス
ウィリアム・ハートら、周囲を固める俳優陣もレベルが高い。

ヴィゴ目当ての乙女たちは暴力シーンに驚いたらしいが、
まあ、クローネンバーグなんだし、しょうがないだろうに。
流血の一つや二つくらい、ねえ。

裸のランチ』や『イグジステンス』に比べれば、かなりアッサリした仕上がりで、
コーエン兄弟のテイストに近い気がする。

殺人術の鋭い切れが、冷徹さを際立たせる。
眼光の変化がわかるってすごいな。
 

今日はここまでにしておく。

 

今日の一言。

ヘルレイザー』をリクエストしたら、
ヘルレイザー ヘルワールド』を取り寄せてくれたツタヤさん。

残念ながら違います。
とりあえず見るけど。

監督も出演も全然違うから。
ホント。
確認して( TДT)