古本の匂いは良い匂い。
読書の秋。古本の秋。
各地で古本市が開かれる季節。
先日、近所の古本屋に行ったところ、
入口に古書市のお知らせの張り紙を見つけた。
どうやら今度の三連休開催のようである。
と、いうことで、
神奈川県古書組合会館の古書市行ってきた。
会場は東急東横線反町駅近く、反町公園前にある小じんまりしたビルである。
古本、苦手だとか、生理的に受け付けない人もいるだろうが、
私はこの匂いを嗅ぐと、ウキウキしてくる。
カビと埃の混ざった紙の匂い。
ブックオフには無い匂い。
(加齢臭に似ているらしいが)
古本の匂いは、良い匂いです。
岡崎武志さんのトークショー聞くだけのつもりが、
結局本を買って帰ってきた。
サンケイ出版の第二次世界大戦ブックスの一冊。
見かけたら買うようにしているシリーズ。
いつ読むんだかわからないけど、
国書刊行会のフランス世紀末文学叢書の一冊。
岡崎武志「古本病のかかり方」の単行本。
サインもらってきた。
11月の神保町古本まつりも行きたくなってきた。
古本の匂いを嗅ぐと、抑制が効かなくなるみたい。
古本市行くと、まばたきの回数が減るのか、
目が乾いて、帰り道に花粉症みたいに涙がボロボロ出た。