「評決のとき」「刑事ジョン・ブック/目撃者」のパンフレットを買う。
映画に行くと、気分によってはパンフレットを買う。
買い損ねると次がないものだが、かといっていつも欲しいわけでもない。
過去に見た映画で買わなかった作品や
映画館ではなくレンタルで見てから気に入った映画の場合、
古本屋やブックオフで買ったりもする。
今回は、今を時めくマシュー・マコノヒー出演の
「評決のとき」(1996)と、
すっかりおじいちゃんになったけど、
まだまだ頑張るハリソン・フォードの
「刑事ジョン・ブック/目撃者」(1985)を買った。
この間の土曜日にちょっと古い映画のパンフレット買った。108円なり。
「12モンキーズ」も買おうかと思ったが、
確か以前古本で買ったので今回はやめた。
何故か、見つける度に、買いそうになる。
90年代に流行した法廷サスペンスで、
原作はジョン・グリシャム、監督はジョエル・シュマッカー。
まだ、26歳の大型新人と言われていた若かりし日のマコノヒーと、
同じく27歳のサンドラ・ブロックがヒロイン、
他、サミュエル・エル・ジャクソンとケビン・スペイシー、
ドナルド&キーファー・サザーランド親子も出演と、
豪華キャストなのだ。
近所のツタヤには置いてなかった。
中古を物色してみると、
どういう事情か知らないが、今のところDVDが再販されておらず、
ちょっとしたプレミア価格になってしまって残念。
パンフレットの紹介欄には
「アメリカでは”マコノヒー旋風”が起きている。
バニティ・フェアをはじめとする各紙が彼の特集を組み、
とある。ふむ。
この写真なんて、タイタニックの頃のレオナルド・ディカプリオみたいだ。
たぶん髪型のせい。
マシュー・マコノヒー(26歳)甘いマスクのハンサムさんだったんだな。いまでもイケメンだけどさ。
もう一つの 「刑事ジョン・ブック/目撃者」は1985年の映画で、
今から30年前。主演のハリソン・フォードは当時43歳。
既にスターで、もちろん今でもスターだ。
主演はさすがにないようだが、出演すれば必ず話題になる。
ハリソン・フォードは、比較的遅咲きの俳優だ。
「ナバロンの嵐」(1978)では、
若々しくて細面でびっくりするが、既に36歳だった。
30代で、スターウォーズとインディ・ジョーンズで大当たりするまで、
大工をしていたというくらいである。
私はインディ・ジョーンズとジャック・ライアンが好きだが、
このジョン・ブックも良い役でとても好きな映画だ。
アーミッシュの人々が描かれた作品としても有名であるが、
私はこれをみて、アメリカは広い国なのだな、と思ったものである。
こうして、独自の風習と価値観を守ることができるというのは、
広い国土があってこそだ。
また、子役がとても良かったことも印象に残っている。
サミュエルを演じたルーカス・ハーンは、
当時8歳で、俳優志望ではなかったらしいが、
結局現在も俳優活動をしているようだ。
IMDbでは7.5と、これもなかなか高得点。
2000年代初頭まで、インターネットで調べることができなかったので、
パンフレットは重要な情報源だった。
写真もあるし、何度も何度も繰り返し眺めたものもある。
ちょっとお高いな、と思うこともあるけれどね。