サマリタン

映画、本、毛糸もろもろ。

「評決のとき」「刑事ジョン・ブック/目撃者」のパンフレットを買う。

映画に行くと、気分によってはパンフレットを買う。

買い損ねると次がないものだが、かといっていつも欲しいわけでもない。

 

過去に見た映画で買わなかった作品や

映画館ではなくレンタルで見てから気に入った映画の場合、

古本屋やブックオフで買ったりもする。

今回は、今を時めくマシュー・マコノヒー出演の

評決のとき」(1996)と、

すっかりおじいちゃんになったけど、

まだまだ頑張るハリソン・フォード

刑事ジョン・ブック/目撃者」(1985)を買った。

http://instagram.com/p/zMOSf5m4l8/

この間の土曜日にちょっと古い映画のパンフレット買った。108円なり。

12モンキーズ」も買おうかと思ったが、

確か以前古本で買ったので今回はやめた。

何故か、見つける度に、買いそうになる。

 

 「評決のとき」はIMDbでは7.4となかなかの高評価。

A Time to Kill (1996) on IMDb

90年代に流行した法廷サスペンスで、

原作はジョン・グリシャム、監督はジョエル・シュマッカー

まだ、26歳の大型新人と言われていた若かりし日のマコノヒーと、

同じく27歳のサンドラ・ブロックがヒロイン、

他、サミュエル・エル・ジャクソンとケビン・スペイシー

ドナルド&キーファー・サザーランド親子も出演と、

豪華キャストなのだ。

近所のツタヤには置いてなかった。

中古を物色してみると、

どういう事情か知らないが、今のところDVDが再販されておらず、

Amazonマーケットプレイス

ちょっとしたプレミア価格になってしまって残念。

 

パンフレットの紹介欄には 

「アメリカでは”マコノヒー旋風”が起きている。

 バニティ・フェアをはじめとする各紙が彼の特集を組み、

 ポール・ニューマンマーロン・ブランドの再来と呼んだ。」

とある。ふむ。

この写真なんて、タイタニックの頃のレオナルド・ディカプリオみたいだ。

たぶん髪型のせい。

http://instagram.com/p/zPI43YG4pm/

マシュー・マコノヒー(26歳)甘いマスクのハンサムさんだったんだな。いまでもイケメンだけどさ。

 

 

もう一つの 「刑事ジョン・ブック/目撃者」は1985年の映画で、

今から30年前。主演のハリソン・フォードは当時43歳。

既にスターで、もちろん今でもスターだ。

主演はさすがにないようだが、出演すれば必ず話題になる。

 

ハリソン・フォードは、比較的遅咲きの俳優だ。

「ナバロンの嵐」(1978)では、

若々しくて細面でびっくりするが、既に36歳だった。

30代で、スターウォーズインディ・ジョーンズで大当たりするまで、

大工をしていたというくらいである。

私はインディ・ジョーンズとジャック・ライアンが好きだが、

このジョン・ブックも良い役でとても好きな映画だ。

 

アーミッシュの人々が描かれた作品としても有名であるが、

私はこれをみて、アメリカは広い国なのだな、と思ったものである。

こうして、独自の風習と価値観を守ることができるというのは、

広い国土があってこそだ。

また、子役がとても良かったことも印象に残っている。

サミュエルを演じたルーカス・ハーンは、

当時8歳で、俳優志望ではなかったらしいが、

結局現在も俳優活動をしているようだ。

IMDbでは7.5と、これもなかなか高得点。

Witness (1985) on IMDb

 

2000年代初頭まで、インターネットで調べることができなかったので、

パンフレットは重要な情報源だった。

写真もあるし、何度も何度も繰り返し眺めたものもある。

ちょっとお高いな、と思うこともあるけれどね。