サマリタン

映画、本、毛糸もろもろ。

全集。

岩波書店から、フロイト全集が刊行される。
全22巻+別冊で、セット売りのみとのこと。
第1回配本は、第17巻の『不気味なもの/快原理の彼岸/集団心理学』、
価格は4,620円、11月8日発売だそうである。
今後、全て同じ値段になるかどうかは不明だが、
全てそろえると、106,260円(22冊×4,620円)となる。
第17巻は、A5判、上製、函入、442頁とある。
さすが岩波、さすが全集である。
これだけのしつらえに、価格も妥当か。
ただ、実際に買う人はどれくらいいるのだろうか。
ディアゴスティーニの分冊もそうだが、
予約販売の本を、店頭で受け取っているところを、
目撃したことが無い。
私の知っている例では、ある専門書の全集(全6巻)で各巻平均2000部刷っていると聞いた。
大体、数年かけて売り切って、ちょっとずつ重版するそうである。
上記の場合は、岩波だし、フロイトだし、もう少しいるかもしれないが、
出版不況と言わる昨今、こんな豪華本、売れるのだろうか。
(最近刊行された、松岡正剛氏『千夜千冊』も10万円くらいするが)

といいつつも、私もフロイト全集、ちょっとだけ欲しいと思った
全集なんて、やたら高価でかさばる上、
読み通せるかもわからないので、
買ったところで、どうにもならないのだが、
一度くらい、全集を予約購入して、店頭に受け取りに行ってみたい。

そこで、個人的要望ではあるが、
そろそろ、ダーウィン著作をどこかまとめてくれないだろうか。
平凡社あたり、どうでしょう。

今日の一言。
ドラゴンボールZのDVDは全部持ってるけどな。
(BOX特別付録で、悟空とピッコロのフィギュア付き)