サマリタン

映画、本、毛糸もろもろ。

2017年1月に見た映画(1)

こんにちは。

2017年に入って、まだ映画館には行けていません。

NetflixとHuluで映画やテレビドラマを見るくらいで、

レンタルもしていません。

今年は、ちょこちょこでも見た映画やドラマを挙げていこうと思います。

 
 「アイ・スピット・オン・ユア・グレイブ アナザー」(2014)

 原題はヒロインの名前の「Julia」です。

ジュリアは整形外科の看護師で黒縁眼鏡をかけていて

ちょっと野暮ったくしていますが、

実はセクシー美女です。すぐにわかります。

「アイ・スピット・オン・ユア・グレイブ」と似た展開ではありますが、

シリーズものではありません。

何故か、挿入歌が日本語の歌です。

誰の趣味なんでしょうか。

95分と短めですが、それでも冗長に感じます。

流血シーンはありますが、そのものは出てこないので、

物足りないかもしれません。

Julia (2014) on IMDb  

 

「アイ・スピット・オン・ユア・グレイブ2」(2013)

これを見るのは二回目です。

「~アナザー」を見た後、なんとなく流れで見てしまいました。

やっぱりこっちの方が面白いです。

舞台はニューヨーク、ヒロインはモデル志望の華奢な美人で、

理不尽なまでにひどい目に遭います。

心が折れそうになりますが、

「こんなところで、こんな死に方したくない!」

という強い心と復讐心でリベンジしていく様は小気味良いものがあります。

「ホステル」でもそうなんですけど、

東欧は、かつてのテキサスみたいな無法地帯扱いで文句でないんでしょうか。

実際、ちょっとトラブル巻き込まれたら最後な感じはしますけどね。

Netflixで1と2両方とも配信中です。

I Spit on Your Grave 2 (2013) on IMDb  

 

「バウンド9」(2011)

ソウ風味のソリッドシチュエーションホラー。

謎の組織や謎の装置が出てきますが、

まあその辺ははっきりしません。

やたら痛そうです。

登場人物を多くすることで、

60分くらいでまとめられるところを90分にしているような

場つなぎのような印象があります。

Vile (2011) on IMDb

 

「リピーテッド」(2014)

ニコール・キッドマンコリン・ファースが共演したサスペンスです。

マーク・ストロングも出てきます。

とある事件がきっかけで、

ヒロインが目が覚めるたびに20代前半以降の記憶がない状態になってしまうという

 病気(?)なのですが、本当にそういう症状はあるのでしょうか。

見た印象では心因性のようです。

キャストは豪華なわりに凡庸な出来。

察しの良い人なら、中盤で展開が読めてきます。

 Before I Go to Sleep (2014) on IMDb

 

 「クリニカル」(2016)

Netflixで最近配信されたサスペンス。

原題と邦題が同じです。

オカルト現象のようなシーンもありますが、

これは超常現象なのか、それとも幻覚なのか、

それもまた謎です。

途中で登場するキャラクターの話で大体見えてきますが、

どう落とし前をつけるのかはなかなかわからないので、

最後まで楽しめると思います。

出来としては、「リピーテッド」とさして差はありませんが、

コチラの方が面白く感じました。

Clinical (2017) on IMDb

 

「ウォッチャー」(2016)

舞台はロサンゼルスですが、冒頭登場するのが日本人男性です。

特に日本ネタは出てこなかったです。

ロサンゼルスならアジア系住民も多いでしょうし、

不自然でもありませんが、日本語はちょっと怪しかったです。

アメリカでは古い家の方が価値があると聞いたのですが、

手を入れるにもお金がかかるので、

大きな家を維持するのも大変そうだと思いました。

隣人との関係が、アメリカン・ホラー・ストーリーS1を思い出しました。

The Watcher (2016) on IMDb  

 

 どれもIMDbでは5点から6点程度の作品で、

傑作とは言えませんが、

どれも及第点というか、悪くはないと思いました。

「セブン」や「羊たちの沈黙」クラスのサスペンスは

そうそう出てきませんね。