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サマリタン

映画、本、毛糸もろもろ。

表参道は変わったか。

空気が冷えると、星あかりも凍るように輝く。
イルミネーションの輝きも増すような気がする。


Yahoo!ニュースより)
先週、12月5日に表参道ヒルズへチョコレートを食べに行ったところ、
テレビ局とカメラを構えた集団に出くわした。
帰宅後、ニュースで、98年にスポンサー撤退後休止していた
冬恒例のイルミネーションが、8年ぶりに復活したということを知った。
飾りつけは樹木を痛めないように、
行灯を模した立方体を、歩道脇に並べた演出である。
確かに、最初に行灯みたいだなあ、という印象を受けた。
どうやら明治神宮への奉納という意味らしい。
以前より地味目。
低く仄かな光の雰囲気は、落ち着きがあって良いと思う。
LEDもかなり普及してきたな。

表参道アカリウム http://akarium.jp/

5日は初日ということもあり、太夫道中の催しがあったとのことである。
翌日Y新聞の1面に掲載された写真では、
和服にヒップホップダンサーみたいなお姉ちゃんが写りこんでいた。
意図がよくわからん。

 

表参道の駅を降りたのは久しぶりである。
今日の写真(左)はTOD'Sのビル。
銀座のディオールと同様に四角+光のデザインが特徴である。
力が入った革新派よりは、街の景観に溶け込んでいると思う。

表参道駅近辺は、ショーウィンドウがどのお店も凝っていて、
歩くだけで楽しめる街ではあるが、物価の高さについていけない。
銀座には庶民の顔がある。新橋や築地が近いせいかもしれない。
表参道で高級ブランドを買う人々は、一体どのような身分なのだろうか。
確かに、持っている人はたくさんいる。
けれど、私は、ここまで高価なものは、
賃金でなく、資産で買うものだと思っているので、
一生涯買うことはなさそうである。

写真(右)は表参道駅の出入り口。
いつのまに、パリのメトロ風。
表参道や青山近辺は、とにかくパリ風(と言うか外国風)が好きみたい。

最後に表参道に行ったときの記憶では、
まだ同潤会アパートがあったはずだから、相当前である。
表参道ヒルズ内の広い階段が、京都駅の大階段を連想させ、
また、細長い回廊のようなつくりを見て、
シドニーのクイーンヴィクトリアビルディングを思い出した。
後日、調べ直したところ、QVBはもっと重厚な内装であまり似ていない。
敢えて言えば、暖色の照明が似ているような気にさせたのかも。

ヒルズ以前の表参道は、あまり変化が早い街ではなかったと思う。
しかし、近年の都心部の再開発に、大幅に雰囲気を変えてきた。
広告代理店の仕掛けのせいなのか、
私が年を取ったのか、あまりワクワクしなくなってしまった。

今日の一言。
DELRAYのダークチョコレートアイスクリームを食べて帰った。
1000円也。
私にはこれが精一杯。

(追記)
表参道のTOD'Sビルは、伊藤豊雄デザイン。
比喩ではなく、現実に目に見える形で、
ブランドが街を作るようになってきた。