春満開ですが。
昨日、4月3日、児童文学作家の石井桃子氏死去。
新聞を購読していないため、オンラインで訃報を知った。
101歳であった。
春、桜が満開になるとともに、桃子さんは逝ってしまった。
昨年、各地の書店で石井氏100歳記念フェアが実施されていた。
某書店で、その品揃えを見て気がついたのだが、
実は、私自身、絵本を読んだ記憶はあまり無い。
母親いわく、「絵本は高いから」だそうである。
確かに、絵本は、文字数に対するコストパフォーマンスは良くない。
よく考えれば、両親の適当な記憶に頼った半分創作された昔話が多かった。
その後、両親の本棚とは気が合わなかったのか、
勝手に、エラリー・クイーンやディクスン・カーを読み出してしまい、
おかげさまで、石井氏の作品は読んだことが無いまま、
私の、読書傾向は、どんどん血なまぐさい方向へ進んでいったのであった。
今になって、絵本を読もうとは思わない。
けれど、いつか、一冊くらい、石井氏の著作を読んでおこうかと思う。
今日の一言。
我が家では、家族全員の読書傾向が全く違うので、
欲しい本がほとんど被らない。
被るときは、一人一冊ずつ同じ本持ってたりして、
ある意味不経済。