サマリタン

映画、本、毛糸もろもろ。

ゴーンガール、シンシティ復讐の女神、アメリカンスナイパーを見た。

こんにちは。

本日は雨。低気圧の影響か、だるくて頭が痛くなる。

暦の上では春ですね、と言い出してからが寒い日が続くものだけど、

花粉も飛ぶようになってくる時期で、

花粉症でなくとも、目がウルウルして、鼻もむずむずする。

外歩きにはちょっと辛い季節である。

そして、走っているにもかかわらず、

体重は増加中で気持ちが滅入る。

もちろん食べているからだろうけれど、

食べることが、楽しみや喜びというわけではないのが辛い。

気温が低くて日照時間の短い冬は、

鬱傾向にある人間には辛い季節である。

春は春で天気が荒れるのできついけれど、

早く春になってほしい。

 

さて、今年になって、劇場で映画を3本見たので、

簡単に感想を書く。

 

  • 「ゴーンガール」

映画界3大デビットの一人、デビット・フィンチャーの最新作。

ロザムンド・パイクベン・アフレックが、

ぴったり過ぎて、ベンアフが本当にぼんくらの田舎もんに見えてきた。

物語の終盤、

ロザムンド・パイク演ずるエイミーが、ぼんくら夫に向かって、

ドヤ顔で「結婚ってそういうものでしょ」と言ってくれるが、

「それはお前の人生だろ」と思った。

 

久しぶりの続編。なぜ作ったんだ。

そしてなぜ見に行ったのか。

前作は相当前に一度見ただけで忘れていると思ったが、

始まったらなんとなく思い出してきたのだけれど、

やっぱり前作の方が断然良かったな、と思った。

 

雰囲気に酔えれば良いのだけれど、

ストーリがカクカクしていて、展開がぎこちない感じがした。

たいして長い映画ではないけれど長く感じてしまった。

今回の見どころはエヴァ・グリーンだったと思う。

いつもの通りのエロくてずるい女をたっぷり見せつけてくれる。

登場シーンは少ないけれど、

クリストファー・メローニは、ここでも刑事役で登場。

お馴染みのLaw&Order SVUのステイブラーをクズにした役であった。

 

  • 「アメリカン・スナイパー」

試写会が当たったのでいそいそと行ってきた。

 

ブラッドリー・クーパーのほっぺたがふくふくしていて

「スナイパーはほっぺをグイっと当てるからこれくらいがいいのかな」

とか、

「夫が海外派遣中、妻は一人で家のことや子育てをしているわけで

 バリバリ働いているとは思えないが、

 それに見合う給料が出ているのだろうな」

とか、

「これだけきつい任務続きなのだから相当良い年金が出るんだろうな」

とか、

ストーリーとまったく関係ないことを考えたりしていた。

 

面白いとか面白くないというより、

始まってすぐに、すんなり映画の中に入り込めるので、

これは良い映画なんだなと思う。

手持ちカメラでドキュメンタリー風にしていないし、

余計なナレーションやエモい音楽もないのが良かった。

アメリカでは、戦争映画としては

プライベートライアン」を超えるヒットらしいが、

「ハートロッカー」や「ブラック・ホークダウン」に通じる、

現代の戦争の映画であって、

いわゆる「戦争映画」とは違うと思う。

 

なお、現在もアメリカではクリス・カイル氏に関わる裁判が続行中。

 

 

今週か来週にはフィフティ・シェイズ・オブ・グレイを見ようかと思っている。