サマリタン

映画、本、毛糸もろもろ。

NetflixとかHuluとか。

絶賛Netflix & Hulu中毒である。

何を見ても、途中で投げ出しても、月2,000円って安いと思う。

 

私がよく行くツタヤで借りると、

準新作5本1週間(新作なら2泊)で1,000円。

旧作は1本100円。

新作準新作なら10本借りたのと同じ。

私の場合、テレビドラマシリーズをよく見るので、

それなりに元は取れていると思う。

 

近頃はNetflixオリジナルドラマも増えてきて、

レンタルショップでは借りられないドラマも増えてきたところであった。

また、途中でやめても損するわけでもない、というのが良い。

見ようかな、でも、好きになれないかも、

と思っていたシリーズにも手が出しやすい

 

「ヴァンパイア・ダイアリーズ」や

「プリティ・リトル・ライアーズ」のような

ティーンズ向けドラマは、シリーズも多く手を付けづらい。

 

以前、「ゴシップガール」をS3Ep2まで見た。

S1までは面白かったし、S2も続きが気になって

ついつい見てしまったのだが、

S3で主要な登場人物が高校を卒業して、

物語としても一区切りついたところである。

S3から、つまらないわけではないが、大学生にもなって、

秘密も守れないくせに、秘密だらけ、

しかも大した秘密でもないようなことをめぐり、

喧嘩したり、いじめてみたり、セックスしたりしているばかりで

すっかり醒めてしまった。

DVD1本に2話ずつ、S1だけでDVD9本はあった気がする。

一本100円で借りても900円。

これだけ見ると高くもないが、他の映画やドラマも見たい。

いまいちだなーと思いながら見るには、

時間もお金も勿体ないと思うようになってしまった。

ゴシップガール」は全部で6シーズンあり、

S3以降、また盛り返しもありそうなので、

区切りが良いところで見てもいいとは思っている。

 

「ヴァンパイア・ダイアリーズ」は「トワイライト」のヒット以降

むくむく増えた吸血鬼もののティーンズドラマ。

何かのDVDにS1Ep1が付録についていたので冒頭だけは知っているが、

結局、ヒロインを挟んで男二人(両方ハンサム)が争う三角関係を中心にした

恋愛ドラマのようなので、これまた手を付けられないでいた。

これも、自分の中でヴァンパイアブームが来たら見る予定。

同じくスーパーナチュラルネタでこちらはウェアウルフが主人公の

「ティーンウルフ」は日本には来ていない。

いずれ来るかもしれない。

 

そこで、Netflixオリジナルドラマ「ヘムロック・グローブ」である。

2013年スタート、つい先日最終シーズンのS3がリリースされたところだ。

「アメリカン・ホラー・ストーリー」S1や

「トゥルーブラッド」を見た頃から、

IMDbのおすすめに出てくるようになった。

流行りのスーパーナチュラル系ティーンズ向けドラマで、

シリーズ監督は、イーライ・ロスなのも話題の一つ。

主な出演陣に、ファムケ・ヤンセンやビル・スカルスガルドがいるのも

気になっていた理由の一つである。

ビル・スカルスガルドは、

ステラン・スカルスガルドの息子であり、

アレクサンダー・スカルスガルドの弟である。

これまでちょいちょい映画には出演していたが、

主演は「ヘムロック・グローブ」が初かと思われる。

ステランとアレクサンダーによく似ている。

ぜひ見てみたいと思っていたところである。

 

一話完結ではない連続もの、

主要登場人物は20歳前後と言う設定なので、

一応ティーンズ向けかと思う。

ビルと、もう一人に主人公であるランドン・リボアイアンも

ともにハンサムなので、目にも麗しいので、女性向けでもある。

エロ&グロ+サスペンスをメインとしており、

全体的に暗い話である。

やたらと謎やら秘密やら魔術やらマッドサイエンティストやら、

オカルトホラー要素はてんこ盛り。

イーライ・ロス監督ではあるがコメディ要素はない。

展開はスローテンポで、怪しげな雰囲気を醸し出しながら、

もったいぶったところがあり、途中、もたついた印象があった。

「扉の向こう側を見て驚く顔」を何度も見たような気がする。

いい加減、その扉の向こうを映してくれ、と思った。

 

1シーズンが10話程度なので、多少もたもたしても、

我慢して続きを見る気になれるところも良かった。

これで20話以上あったらちょっと辛い。

連続ものは、一つのシーズンが長すぎると、

ついていけなくなるので、大体10話から15話くらいまでが限界かと思う。

 

ウォーキング・デッド」や「ブレイキング・バッド」も

1シーズンの話数はそれほどないし、

8話くらいだと一気見もしやすい。

2000年代の海外ドラマの金字塔「24」はS1だけ見たが、

1シーズン24話、よく引っ張ったものである。

 

過去の人気作でもある「トゥルーブラッド」や「デクスター」や

「ロスト」他、J.J.エイブラムズプロデュースドラマ。

現在進行中の「グレイズ・アナトミー」や「NCIS:ネイビー犯罪捜査班」は

どうなるのかも気になるし、

中途半端な配信しかしていない「CSI:科学捜査班」とスピンオフや

ソフト化されていない「コールドケース」を含めた

ブラッカイマーブランドはどうなるのかも気になる。

 

HuluはNetflixスタートにより、月別配信が減ったようで嬉しい。

脱会予防に奇数シーズンと偶数シーズンを

月ごとに変えて配信していたのが減ったようだ。

「パーソン・オブ・インタレスト」が

以前はS1だけだったりS2も見られたり、随分と気まぐれな配信をしていたが、

Netflix対策なのか、今年の9月から

S2まで一気に見られるようになって良かった良かった。

 

Huluの傾向なのか、非アメリカドラマがそこそこあるのが良い。

ミス・マープル」「シャーロック」「MI:5」など

英国ドラマもあってうれしい。

BBCの「ホワイトチャペル」はかなり面白かった。

 

マーベル発ドラマの「エージェント・オブ・シールド」は、

マーベルと日テレの契約の都合とは思うが、

1週間に1話ずつ吹き替えのみの配信で字幕派には冷たい。

S2以降どうするのかもわからない。

 

「クローザー」の続編スピンオフ「メジャークライムス」は

今後、配信されるのかが気になる。

「クローザー」はS1は9月末、S2は10月末で配信終了だそうで、

S7まで順次配信終了の可能性もある。

いつでも見たいと思うと、やはり全シーズン入りのDVDBOXが欲しい。

 

Netflixではオリジナルドラマが増えそうだ。

Netflixオリジナルの「スクリーム」はS1全10話配信中。

結構面白かった。S2以降も楽しみ。

これもティーンズ向けかと思うが、

「ヘムロック・グローブ」よりテンポが良いので、一気見向け。

サービス開始以来話題の「オレンジ・イズ・ニューブラック」も好評の様子で、

いずれ見る予定だ。

 

つい最近Amazonプライムでも定額での映像配信が始まり話題になった。

まだまだ番組は少なく様子見ではあるが、

過去の国内アニメ作品を多くそろえているようで、

HuluやNetflixよりは、バンダイチャンネルと似た感じだ。

HuluやNetflixにはない作品もいくつかある。

後発ではあるが、プライムは年間で3,900円と月単価は相当安い。

プライム会員になって6年くらい経つが、

リビングのテレビで見られないこともあり、

番組を見たことはない。

テレビでも見られるようにするには、

FireTVstickを買わないといけない。

サービス開始時にセールをしていたが、

ACアダプタ付きなので、テレビ回りの配置換えが必要なので、

今回は買わなかった。

配信内容が充実次第といったところである。

 

 

ネット配信のドラマは、多少偏った内容の方が向いていると思う。

ゴールデンタイムに家族団らんで見るドラマよりは、

一人ひとりの好みに応じた大人向けのドラマが増えるだろう。

ネット配信がもっと充実してくれば、

海外の番組を多く放送していBS・CS放送も

構成も変わるかもしれない。

ネット配信は、海外の番組を見るチャンネルが一つ増えただけでなく、

どの番組をいつ誰が見ているのかが明らかなサービスである。

ここ10年、地上波では、

映画や海外ドラマの放映は少なく、

見たい人だけが見ている状態である。

偶然に見る機会がないと、今後ファンは増えないだろう。

こうした月1,000円程度の配信サービスが充実すれば、

偶然の出会いも増えるのではと期待している。