サマリタン

映画、本、毛糸もろもろ。

白いハン・ソロ

私は今満身創痍である。
両手両肘両膝に巨大な青痣が4つ。
唇には巨大な単純ヘルペスが出来ている。
唇には無意識に触れてしまうので、絆創膏を貼っている。
しかも、上下2枚。
痣やら絆創膏やらで、DV受けている人みたいだ。

単純ヘルペスは一般に、年に1~2回度程度の発症らしいが、
私は毎月発症している。
発症する瞬間がわかるくらいである。
抗ウィルス薬も効いているんだか、いないんだか。
ここ2年ほど、医療費がかかりすぎなので、
軟膏だけで対処することにしている。

以上の話とは、関係ないようで、あるのだが、
先週末、先行公開していた『ウォンテッド』を観た。
アンジェリーナ・ジョリーである。
アンジー姐さん、本領発揮である。
まだ30代前半なのに既に『極妻』並みの貫禄であった。
モーガン・フリーマンもいる。
このキャスティングは、
ドナルド・サザーランドでも代替可だと思う。

ストーリーよりアクション重視なので、
アンジー姐さんを楽しめない人はやめたほうが良い。
弾丸を意思の力で曲げるとか、
心拍数が一分間に300回だとか、
何もかもがありえねー世界だ。
乗り切れない人は、観るべきではない。
これはこれでアリ、と思える人は、楽しい。

私は、個人的には、楽しめたのだが、
現実、ありえねーとは言え、
アジトの万能治療風呂がものすごく欲しくなった。
白血球の働きを促進して、傷の治りを早くしてくれるらしい。
白血球は逆に働き過ぎると、
自分自身にとっても危険だと思うのだが、
その辺りはゴニョゴニョしておく。


一瞬「仙豆みたいなものか?」と思ったが、
仙豆はお腹も一杯になるので、ちょっと違うようだ。
どうやら気持ちイイらしいのだ。
恐らく周囲に置かれた蝋燭が溶けたものだと思われるが、
うっかり入りすぎると、白いモノリスになれる。


そう、白いハン・ソロ
詳しくは『帝国の逆襲』のラストと『ジェダイの復讐』冒頭を参照。


それでも良いから、入ってみたい。
私の自律神経を治してくれ。


今日の一言。
その翌日、DVDで『俺たちフィギュアスケーター』を観た。
これまた別の意味で適当な映画だった。
何もかも、ユルい。
疲れたときは、ベン・スティラー