サマリタン

映画、本、毛糸もろもろ。

2021年も残り3か月ですね。近況報告です。

相変らずビデオデッキは使えない状態です。

録画もたまる一方で、子が寝た後に時々見返すくらいです。

接続したテレビ以外で見る手段がないのでどうしても後回しです。

タブレット(Amazonkindlefire10)でちまちまNetflixAmazonビデオで映画とドラマを見ております。

 

今日はテレビ(主に地上波)の視聴環境について。

近頃、NHK+というアプリのおかげでタブレットNHKを見られるのがありがたいです。台所で食事の支度をしながらニュースを付けておくことが出来ます。

前からソニーのアプリを使用すればタブレットでテレビを見ることは出来ましたが、放映中のものだけなんですね。

HDに録画してある番組も再生できるはずなのですが、どういうわけか「再生できない番組です」というアナウンスが出るだけとなっておりました。出来たこともありましたがデバイスによって違いがあるようです。

一方、NHK+は当然NHKの番組しか見られませんが、そもそもほぼNHKしか見ていなかったので、大体の番組が放映後1週間好きな時に見られるようになっているのがすごく便利です。

 

但し、NHK側の都合で一部の映像(音声含む)が放送出来ない仕様になっております。ABCニュースやメジャーリーグ、ゴルフ、テニス、サッカー等の放映権の都合ですね。それは致し方ないとは思いますし、スポーツはあまり興味もないので困るわけでもないですが、ニュース番組で突然静かになり画面にはどーも君がうろうろ、ということが続くのもうんざりします。

 

ダビング10やこうしたアプリ経由の放送の制限等、テレビ業界は自らで自らの首を絞めるような規制が多いのだろうなと思います。

たまにソニーのアプリで地上波を見ることもあります。こちらは中断はありません。

 

Tverもたまに見てみますが、それほど見たい番組もありませんので本当にたまにですね。YouTubeもめったに見ません。NetflixAmazon、たまにHuluで手一杯です。そろそろHuluから手を引いてU-NEXTかDisney+に鞍替えするかなと考えております。

 

では良いお年を。

1年以上空いてますが生きてます。

1年前0歳だった赤子は今1歳の赤子になり、

テレビとビデオデッキ(と今でも言うべきなのかは不明)が使えない状態です。

すっかりNetflixとHuluとAmazonビデオが欠かせない日々です。

 

映画は2ヶ月に1回くらい、ドラマは週に2から3話見られると良いかなという感じです。

 

今週はブリッジのシーズン3をAmazonビデオで見ました。

 

以上、簡潔ながら生存報告とさせていただきます。

この半年で劇場に行った映画3つ。

お久しぶり

 

0歳児のお世話で、以前のように映画館に行けない日々が続いておりますが、

一応、ブログは続けていくつもりです。

 

この半年で劇場で見た映画です。

「ゴースト・イン・ザ・シェル」

ワイルドスピード アイスブレイク」

「ガーディアン・オブ・ギャラクシー2 リミックス」

 

どれも劇場で見て良かったです。

他にも見たような気がします。

記憶が錯綜しております。

 

スカーレット・ヨハンソンが好きなので、

ゴースト・イン・ザ・シェルは、

私なりに満足しています。

但し、「エクス・マキナ」に後塵を拝した感は否めませんでした。

草薙素子というキャラクターは、もっと魅力があるので、

もったいなかったと思います。

 

ワイルドスピードはさすが安定感ありました。

ジェイソン・ステイサムが美味しいところ総取りという感じで、

ステイサム好きとしては満足です。

スコット・イーストウッドと、ヘレン・ミレンの参戦が

もっと盛り上がって欲しかったですが、

今後に期待です。

 

ガーディアン・オブ・ギャラクシー2 リミックス

カート・ラッセルが流行中です。

楽しい映画でした。

クリス・プラットは、むっちりがっちりなのに、

動きに軽快さがあるのが良いですね。

最後、「ヨンドゥ…ヨンドゥ…」と切なくなりました。

 

 

 

 

今月はノーラン監督の「ダンケルク」を見に行きたいと思っています。

2017年1月に見た映画(1)

こんにちは。

2017年に入って、まだ映画館には行けていません。

NetflixとHuluで映画やテレビドラマを見るくらいで、

レンタルもしていません。

今年は、ちょこちょこでも見た映画やドラマを挙げていこうと思います。

 
 「アイ・スピット・オン・ユア・グレイブ アナザー」(2014)

 原題はヒロインの名前の「Julia」です。

ジュリアは整形外科の看護師で黒縁眼鏡をかけていて

ちょっと野暮ったくしていますが、

実はセクシー美女です。すぐにわかります。

「アイ・スピット・オン・ユア・グレイブ」と似た展開ではありますが、

シリーズものではありません。

何故か、挿入歌が日本語の歌です。

誰の趣味なんでしょうか。

95分と短めですが、それでも冗長に感じます。

流血シーンはありますが、そのものは出てこないので、

物足りないかもしれません。

Julia (2014) on IMDb  

 

「アイ・スピット・オン・ユア・グレイブ2」(2013)

これを見るのは二回目です。

「~アナザー」を見た後、なんとなく流れで見てしまいました。

やっぱりこっちの方が面白いです。

舞台はニューヨーク、ヒロインはモデル志望の華奢な美人で、

理不尽なまでにひどい目に遭います。

心が折れそうになりますが、

「こんなところで、こんな死に方したくない!」

という強い心と復讐心でリベンジしていく様は小気味良いものがあります。

「ホステル」でもそうなんですけど、

東欧は、かつてのテキサスみたいな無法地帯扱いで文句でないんでしょうか。

実際、ちょっとトラブル巻き込まれたら最後な感じはしますけどね。

Netflixで1と2両方とも配信中です。

I Spit on Your Grave 2 (2013) on IMDb  

 

「バウンド9」(2011)

ソウ風味のソリッドシチュエーションホラー。

謎の組織や謎の装置が出てきますが、

まあその辺ははっきりしません。

やたら痛そうです。

登場人物を多くすることで、

60分くらいでまとめられるところを90分にしているような

場つなぎのような印象があります。

Vile (2011) on IMDb

 

「リピーテッド」(2014)

ニコール・キッドマンコリン・ファースが共演したサスペンスです。

マーク・ストロングも出てきます。

とある事件がきっかけで、

ヒロインが目が覚めるたびに20代前半以降の記憶がない状態になってしまうという

 病気(?)なのですが、本当にそういう症状はあるのでしょうか。

見た印象では心因性のようです。

キャストは豪華なわりに凡庸な出来。

察しの良い人なら、中盤で展開が読めてきます。

 Before I Go to Sleep (2014) on IMDb

 

 「クリニカル」(2016)

Netflixで最近配信されたサスペンス。

原題と邦題が同じです。

オカルト現象のようなシーンもありますが、

これは超常現象なのか、それとも幻覚なのか、

それもまた謎です。

途中で登場するキャラクターの話で大体見えてきますが、

どう落とし前をつけるのかはなかなかわからないので、

最後まで楽しめると思います。

出来としては、「リピーテッド」とさして差はありませんが、

コチラの方が面白く感じました。

Clinical (2017) on IMDb

 

「ウォッチャー」(2016)

舞台はロサンゼルスですが、冒頭登場するのが日本人男性です。

特に日本ネタは出てこなかったです。

ロサンゼルスならアジア系住民も多いでしょうし、

不自然でもありませんが、日本語はちょっと怪しかったです。

アメリカでは古い家の方が価値があると聞いたのですが、

手を入れるにもお金がかかるので、

大きな家を維持するのも大変そうだと思いました。

隣人との関係が、アメリカン・ホラー・ストーリーS1を思い出しました。

The Watcher (2016) on IMDb  

 

 どれもIMDbでは5点から6点程度の作品で、

傑作とは言えませんが、

どれも及第点というか、悪くはないと思いました。

「セブン」や「羊たちの沈黙」クラスのサスペンスは

そうそう出てきませんね。

2017年あけました。

こんにちは。

あけましておめでとうございます。

2017年もぼちぼちですが何か書くつもりです。

 

昨年の10月に出産し、日々慌ただしく過ごしておりますが、

まずは体重を戻して、

以前の服が入るようにするのが目標です。

体力もまだ戻り切っていない(というか戻るのかも疑問)のですが、

出来るだけ体を動かして余計な肉を落とさないと、

全部とっかえという大変なことになるくらい

服が全然入りません。

 

では、今年もよろしくお願いします。

森達也×真鍋厚「世界がすべて〈FAKE〉なら~寛容と不寛容をめぐる対話~」に行ってきた。

こんにちは。お久しぶり。

 

今回もまたイベント報告。

来る8月26日(金)東京駅前の八重洲ブックセンターにて行われた

映画監督の森達也氏と、「テロリストワールド」著者の真鍋厚氏の

トークショーに行ってきた。

「テロリストワールド」刊行記念のトークショーもこれで4回目。

森達也氏はドキュメンタリー映画作家としても著名な方なので、

映画「FAKE」を見て参加された方も多かったのではないかと思う。

 

 まずは本題の前に、それぞれの紹介と一言。

 

真鍋氏より

森達也氏の新作映画『FAKE』を見て

この映画は笑いもたくさん含まれているが、

映画を見た人の感想を見ると、

「糾弾する世間=悪」「佐村河内氏=善」という、

単純化された対立構造で見る人が多い印象がある。

「支持者」と「アンチ」に分けて二元論的に単純化してしまっている見方は、

様々なところで昨今多くみられる傾向だと思う。

 

森氏より

オウム真理教地下鉄サリン事件から20年経過を振り返って

「カルト」という言葉が人口に膾炙したきっかけになった事件。

「カルト」でくくってしまうことで、社会や文脈から切り離してしまい、

理解を妨げてしまうという問題もある。

 

二元化を中和する有効な方法として、「笑い」がある。

『FAKE』でもしばしば「笑い」の要素が含まれている。

 

『FAKE』を制作した理由

佐村河内氏の騒動の頃、同じようにSTAP細胞や食品偽装、

朝日新聞による従軍慰安婦証言の偽証等、

「ウソ」をめぐる話題が多く、

真実と偽装という対立に関心があった。

 

ネットの常時接続状態におけるメディアリテラシー

・IS関係のテロ事件の多発するヨーロッパでのテロの定義の拡大

・例として、2016年7月のフランス、ニースで起きた事件はテロなのか?を考える。

 フランス当局はテロであると発表

 →令状なしの捜査可能

 文書や声明は発表されていない

 →ISは影響を利用

・取締る側と、テロを起こす側との循環構造

・取締り側やメディアもまた、

 テロの目的である、恐怖・不安の喚起、

 政治思想の拡散に加担させられている状況ではないか。

SNSによる事件の共有と拡散

・事件の詳細を咀嚼しないままに消費され終わってしまう。

・個別の事件を起こし、無関係な事件も含めて連鎖的に見せて、

 不安と緊張を高めることで、治安を見出し、

 「前線」を作り出すという手法によって「戦争状態」を作り出すという意図。

・マスメディアは、事件を報道しないわけにはいかないが、

 報道によってテロ行為に加担しているという状況の困難さにある。

・編集者の介在しないSNSのメディアとしての働きに対するリテラシーの必要性。

・本来、オピニオンのない暴力行為は「事件(Affair)」であり、

 「テロ」とは言えないはずである。

・なんでもテロにしていまう問題。

・シリアの状況に対するリテラシーの難しさ。

 →主な情報源がロシア当局によるものであり、

  多角的視点がないこと、それに気が付かない状況

 ・遺体を映し出さない、遺族に対する配慮、報道による自主規制

 →特にテレビは遺体を映し出すと抗議がくる。*1

・社会とメディアは相似形にある。

 メディアがやらないことは、社会が求めていないこと。

 

ゼロ・トレランス=不寛容の罠

・「ジハーディ・ジョンの生涯」の紹介。

・テロ活動に参加し、一線を越えたジハーディ・ジョンと、

 越えなかった他のムスリムの違いは何だったのか。

・若いムスリムたちには、

 「自由の戦士」に対するぼんやりとした憧れを持っているが、

 実際に、みんながみんな、テロ活動に参加するわけではない。

・移民2世、3世の若者のアイデンティティの不安定さから、

 過激主義に引っ張られてしまう。

・疎外感、孤独感、無力感から来る行き場のない感情。

・不寛容に追い込むことで、一線を超えるきっかけを作ってしまう。

・小さな疑いを許容しない社会の危うさ

 

二分化、二元論の危うさ

・二分化・二元論は、不寛容さに直結する危うさがあること。

・(日本人は)社会の不条理よりも社会の悪を信じたがる。

・何か理解しがたいもの、わかりにくいものに直面したときに、

 安易にレッテル貼りをしてしまうことがある。

 例)オウム真理教はカルトなのか?

・社会や文脈から切り離してしまうことで、理解を妨げ、

 「悪いもの」として糾弾するべき対象にしてしまう。

・2016年8月の相模原市障碍者施設での事件では、

 容疑者は明確に「生かすべき命」と「そうではない命」を線引きしていた。

・あらゆる側面にあるもの。

 

以上。

 

時間をおいて書いたわりに、あまりまとまっていないかな。

今回のトークショーはメディアとテロという視点の話題が中心であったと思う。

但し、メディアと言っても、お二人の視点は若干異なったように感じた。

森氏の言うメディアは主にマスメディアやジャーナリズムの視点に立ったものであり、

真鍋氏の場合は、2010年代以降のソーシャルメディアを主軸にした、

未編集で個人的な視点を含めた印象があった。

どちらが正しいというものでもないが、視点の違いは重要だと思う。

何か情報に触れたときは、

「これは誰の視点なのか」「どんな意図があるのか、ないのか」

を考える癖をつけた方が良いだろう。

「釣り」「コラ」と言われるような、

スリードを誘うネタ対策にもなると思う。

 

個人的感想や、考えたことはまた改めて書くことにする。

 

関連本

ジハーディ・ジョンの生涯

ジハーディ・ジョンの生涯

  
テロリスト・ワールド

テロリスト・ワールド

 

 

*1:実際に多いのは「飯時に死体なんて映すな」と言ったものが多いらしい。

「納涼⁉夏だ!海だ!死体だ! 超グロ映画ナイト:リターンズ」@高円寺パンディットに行ってきた。

今年の夏は暑くなると言われながら、曇り空が続いていた関東地方。

一足先に猛暑に突入していた西日本に追いついて、

昨日あたりから、がっつり暑くなってきた。

 

さて、先週7月30日(土)に納涼も兼ねて、

表記のイベントまでのこのこ行ってきたので、今回も簡単にレポート書くよ。

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前回の記事についてはこちら。

死体についてあれこれ。 - サマリタン

 

映画ライターのナマニク氏と

虫プロダクション代表真鍋厚氏セレクトの

えぐえぐしいグロ映像をトークとともに鑑賞するというスタイルは一緒。

今回は、フィクション編よりノンフィクション編が盛り上がった印象があった。

集まった観客も反応が良く、

進行役のぎんちゃんもグロ映像にもちょこっと慣れたみたい。

 

731部隊の映画とか、腐る女とか、はねられたり燃えたりする人々を見たが、

事件があれば、動画が撮影され、

あっという間に共有される時代なのだなと

シミジミ感じ入ったものであった。

 

フィクション編

終戦記念日特集≫

・ご存じ旧日本軍が行ったとされる人体実験の数々を扱った映画が作られたが、

 731部隊のものは 雑さとグロさが際立つ。*1

・ロシアの映画の謎演出、そして長い。(DVD買うと高いみたいです)*2

731部隊は解剖大好き。

・低圧実験は人気の題材のようだが、事実誤認が多いみたい。

・やられる側の人たちは叫ぶばかりで言葉を話さない。

 「助けてー」とか「止めてー」と言った台詞は一切なく、

 「ギャー」とか「うわー」ばっかり。

 

≪日本未公開系≫

・グロではないが、頭にパン(鍋)を被ったダークヒーローものが気になった。

・その名も「パンマン」(アンパンマンじゃないよ)

・パンマン、悪党を懲らしめるときにもパン(鍋)を使用するのだが、

 鍋底で叩くのかと思いきや、柄が刺さるという斜め上の使い方だった。

・パンマン、恋したり悩んだりもするけど、衝動には逆らえない。

・自宅内で勝手に事故死した女の死体を大切にするオッサンに映画の一部を鑑賞。*3

・成人一人分の遺体は、相当臭うし、重たいはずなので、

 歪んだ愛にも根気と忍耐が必要なのだと思った。

 

ノンフィクション編

≪交通事故系≫

・アジア諸国では鉄道の屋根の上に不正乗車する光景も日常的ではあるが、

 当然事故も起きる。運営側もかなり殺す気でいる様子。

・知識不足なのか、パンタグラフに素手で触って燃え上がる人も多いようだ。

 電気って何だろうってことから始めないといけないらしい。

・日本では、鉄道が走っているところは、基本的に立ち入り禁止だが、

 国によっては(主にアジア諸国)では、勝手に渡ったり、

 ウロウロ歩き回っている人がいる。

 当然、列車にはねられる人も多々いる。

 列車は止まらないし、ブレーキすらかける気配もないままだった。

 列車と人が高速で衝突すると人は一瞬消えるのだ。

 

≪風習・宗教系≫

・前回同様、タイの人の死や死体に対するおおらかさはどこから来るのだろうか。

 ほほえみの国では、人々はほほえみながら火葬を撮影し、説教する。

・人は焼けると内臓が沸騰してお腹が膨らみ、そして破ける。

 知ってたけど、見るとなかなか強烈。

 普段、お肉やお魚焼くときは、はらわた付きじゃないからね。

・大自然の中で火葬すると、低温でじっくり焼いていることになるので、

 映像では感じることは出来ないが、臭いはきついと思われる。

 実際、バーベキューの数日後、ちょこっと汚れが残っていると、

 肉の油やカスで臭ってくるのだから、相当きつい臭いがするはずだ。

 

≪労災系≫

・安全確認大事。ほんと。

・ペーパープレスに挟まれると、出来の悪いアニメみたいに、

 持っていかれるし、ぐちゃぐちゃになる。

 

≪プロパガンダ系≫

・つまりあれだ。イスイスなあれ。

・とにかく撮影技術、編集技術が高い。

・フォーカスもばっちり合っている。

・その分、リアリティは逆に少なくなっている印象。

 出来が良すぎてフィクションみたいに感じてくるのだろう。

・首ちょんぱして頭を串刺しにしていたが、元ネタはヴラド公かな。

・一般人もためらいなくオーバーキル。

・同じ時代に生きる人々の振る舞いと思うとぞっとする。

・歴史上、オスマントルコ等非キリスト教国とヨーロッパ諸国の戦いの歴史で、

 相当残酷な手口で惨殺し合ってきたことと地続きにあるようにも見える。

 

≪事故物件系≫

・いわゆる大島てる案件の物件を紹介。*4

・亡くなった人の後処理の大変さを考えると、孤独死はしたくないものだ。

・トイレで亡くなる人は多いらしい。

 風呂との寒暖差で発作が起きやすいと聞いたので、脱衣所も多いと思われる。

・隣で人が死んでいても意外と気が付かない。

・きれいにリフォームしてしまえば、なかなか良い値段で売れる模様。

・大家や売主は、直前の住人がそこで亡くなったことを伝える義務があるが、

 それでも買う人はいるし、借りる人もいる。

 何しろとってもお買い得になるのである。

・個人的には私は気にならないのだが、家族が気にすると思うので、

 大島てる物件に住むことはなさそう。

 

 

≪ドキュメンタリー系≫

・日本で亡くなった若いアメリカ人の火葬に立ち会う

 友人たちの様子を撮った映像を見た。はしゃぎ過ぎである。

・生の遺体ではなくお骨になった状態の映像が主だった。

・亡くなった方は、大柄で、日本のお棺にはうまく入らず

 首を曲げての納棺だったそうで、ちょっと面白かった。

・火葬場では、お骨がきれいに残るように火力を調整しているので、

 大体、お骨は骨壺いっぱいになるように残るものだと思うよ。

・アメリカ人にとっては日本式の火葬は不思議な感じするのかな。

・故人が好きだったからと言って、酒を振りかけたり、

 使えるようにと現金や思い出のプリクラを骨壺入れていたが、

 これはお棺に入れる感覚というかカンパみたいな感覚なのだろう。

・遺骨は、アメリカの遺族に送ると言っていたので、

 受け取った遺族も酒臭さにびっくりするのではないか。

・日本でも地方によっては、骨壺から遺骨を出して埋葬するので、

 骨壺はあくまで仮の器と思った方が良いよね。

・お金を入れたいときは、それ用の紙幣(本物ではないもの)を

 葬儀屋さんが用意してくれるよ、と教えてあげたい。

・十円玉と一緒に火葬すると、骨がピンク色になる。これ豆な。

 

   関係ないけど、骨壺はヤマト運輸の宅急便等を利用して送ることは出来ない。

   基本的には手で運ぶことになるが、

   郵便局のゆうパックでは送ってくれるそうだ。

   また、骨壺から遺骨を出して納骨する場合、

   お墓を動かすときには、再度、骨壺に収めるのだが、

   誰が誰だかわからなくなるものである。

   日本式の火葬はお骨の形を残すため、大きな骨壺が必要となるが、

   アメリカでは完全に灰にするようなので、もっと器は小さくなる。

   骨壺も古伊万里風だとか有田焼風とかいろいろあるけれど、

   普通は桐の箱に入れておくので見えないし、

   あんまり気にすることないかな、と思う。

 

 

 

以上。突然であるが、こんな感じであった。

前回同様、死や死体というものは忌み避けられているものだが、

生きる上では欠かせないものでもある。

亡くなった方への敬意とは別として、

死体を殊更に忌むこともあまり好ましいとは思えない。

人は誰でも最後は死体になるものだ。

出来ればきれいに死にたいものではあるが、

死んだら本人にはどうしようもないものでもある。

 

どんな死に方したいですか。

 

*1:ここでは「映画の中の731部隊」の話をしています。

*2:

www.imdb.com

*3:

*4:詳しくはこちら。

大島てるが案内人 事故物件めぐりをしてきました : 菅野 久美子 : 本 : Amazon.co.jp