最近の飲み物事情。
確か、アエラにも同じような話が載っていたが、
このところ、スナック菓子や飲み物に、オマケやキャンペーンがついていることが多い。
最近目新しかったのは、「生茶」についていた煎餅。
亀田製菓の歌舞伎揚げである。
煎餅って、時々食べたくなるけれど、
何枚も要らないので、一枚だけ付いているとちょっと嬉しい。
食べ物(しかも他所のメーカーのもの)をオマケにしたのは珍しい例だと思う。
コンビニの主力商品でもある飲料品やスナック菓子の商品寿命は非常に短く、
メーカー側としては、新発売、プレゼント等の販促が欠かせないが、
消費者としては、すでに、どんなキャンペーンであっても、驚かなくなった。
最早、どこで何のキャンペーンをしているのか、覚えていられないくらいだ。
「生茶」や「おーいお茶」は、新茶や宇治茶、抹茶入りなど、
季節限定と言う名のマイナーチェンジがまめだが、
私には、味の違いがわからない。
缶コーヒーの「ボス」では、再びボスジャンプレゼントのキャンペーンを発表したが、
ネタ切れか、「夢よ再び」なのか、と勘繰ってしまう。
(そもそもジャンパー、欲しい人いるのか)
また、最近は、コーヒーはやや高級志向らしく、
一つ200円程度のチルドコーヒが良く売れるらしい。
先鞭をつけたのは、森永のマウント・レーニア・カフェラッテシリーズ。
十数年前、新発売のTVCMは、
二度目のオスカーを取ったばかりのジョディ・フォスターが
シアトルを背景に、ジョディが「カフェラッテ・・・」と呟きながらコーヒーを飲む、
と言うCMだった(はず)。
ハリウッドスターの起用に、森永の気合を感じたものである。
今ではスーパーで95円で買えることもあり、当初の高級感は無くなった。
スタバやタリーズ等のシアトル系カフェの影響もあるだろう。
今月、伊藤園からタリーズのチルドコーヒー(ラテ198円とブラック168円)が発売されるそうだ。
スターバックスのチルドコーヒー(210円)も高級感を出しているが、
カフェラッテプレミアと比べて、格別美味しいとは思わなかった。
タリーズも一度は買ってみるだけで終わりそうな気がする。
そういえば、私とスターバックスの出会いは、
トム・ハンクスとメグ・ライアン主演の『ユーガットメール』(1998)であった。
映画の中で、待ち合わせ場所が、スターバックスだったのだ。
私もオリジナルオーダーをしてみたいと思ったものであるが、
スタバが身近になったところで、凝ったオーダーは高くつくのもあって、
デフォルトメニューばかり頼んでしまう。
実際、どれくらいの人が、オリジナルのオーダーをしているのだろうか。
誰か、美味しくて、あまり高くないオーダーを教えてもらいたい。
今日の一言。
スタバは、サブウェイとシステムが似ている。
結局デフォルトに落ち着いてしまうのだ。