USJをUFJの言いまつがえは直らない。
このところ、映画話が続いているので、ついでに
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)の今後について。
USJの経営状況はともかく、
実際、リピーターはどれくらいいるのだろうか。
私自身、一回行ったら、もう十分ではないかと感じた。
私のたった一回の、しかもかなり前のぼやけた記憶で、
かつ真冬に、ものすごく疲れていた強行日程の中の経験なので、
ある程度、修正する必要はあるだろうと思う。
実際、今、思い出してみても、つまらなかったわけではない。
結構、楽しめた。
でも、もう一回行って見たい、と今ひとつ思えないのである。
たった一回だが、そのときは数人の女の子と一緒だった。
どなたも、普通のカワイイ女の子で、私より若干年下。
特別に映画好きというわけでもなく、
誰も、「どうしても」というアトラクションもなく、
最終的に私主導で、園内を周ることになってしまった。
『ブルース・ブラザーズ』のステージ観て、「エルウッド、似てる似てる~」とか、
デロリアン前で「写真撮って撮って」とか、
ターミネーターで「やっぱ、ジョンはエドワード・ファーロングしかないヨー」とか、
「『バックドラフト』、また見たくなったネー」とか、
「『ジュラシック・パーク』のゼリープルプル怖かったヨネー」とか、
「あれ、『スタートレック』は無いの?、パラマウントだっけ?」とか、
全部、独り言みたいで、一人じゃないのに、一人みたいだったヨ。
そもそも、USJは、あまり若い子向けじゃないと思うのだ。
『ジョーズ』も『ジュラシック・パーク』も、
平成生まれは映画館で観ている世代ではないだろう。
WOWWOWかTSUTAYAで観ているくらいか。
ヒット当時の雰囲気が伝わってこない。
十代が盛り上がるには、
何か足りないような気がするのである。
新規ファンの獲得は目的の一つとしても、
どのくらい達成できているのか。
疑問。
『スパイダーマン』のアトラクションも追加されたらしいけど、
代わりに何がつぶされたの?
どうでも良いか。
第一、何故スヌーピー?
私、スヌーピーに会いに来たつもりはないし、
つうか、ここ、ユニバーサル・スタジオ?
疑問。
ファンシーさが足りないことに気がついて、無理矢理付け足した?
でも、ものすごく混んでいた。
疑問。
どれも、ユニバーサルの誇る大ヒット作品でありながら、
ストーリーで表現されているキャラクターとしての魅力はともかく、
単純にビジュアル的に、日本人的カワイイの範疇外ということが問題なのではないか。
つまり、グッズ化しても、カワイくない。
むしろ怖い。
T800とかT1000のシールのソフビ人形とか欲しいと思うか?
(T1000の人形持ってるけど。フィギュアちょっと欲しかったけど。)
ストーリーを知らなければ、映画を観ていなければ、
グッズに対する欲求は発生しないのではないか。
「これ、誰?」で終わってしまうのではないか。
さらに言えば、映画には様々な人物が絡む分、
利権の処理が複雑なのではないか。
グッズ化すること自体が難しいのではないか。
その辺りは、ネズミー王国はガッツリ舵握っているし。
ターミネーターがキャラクターグッズになったことで、
シュワちゃんには何か利権が発生しているのだろうか。
生きているだけで、収入がガバガバなのだろうか。
疑問。
即ち、キャラクタービジネスと言う面で、
どこの誰だか知ったこっちゃなくとも、
「カワイー」の一言で片付けられ、買われていく、
某ネズミー王国の民とは違う。
かつて、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドのニュースを見たとき、
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のアトラクションのためだけに、
アメリカ行きたい!と思ったのに。
せっかく日本にも出来たのに、
あまりもう一度行って見たいと思えない。
ほとんど『インディ・ジョーンズ』のためだけに、
一度だけネズミー海王国に行ったが、
こちらの海王国も二回目は無い感じ。
さて、今後、USJは活性化するのか、
現在の私の価値観としては、
比較的どうでも良い部類に入るが、
生温かく見守って行きたいところである。
はて?橋下知事的にはどうなのだろうか。
ソレもまた疑問。
以上、私的視点から難点をいくつか挙げてみたが、
結局は、どれも、しょうがないので、
USJに行く機会があれば、出来れば同世代とご同行することをお勧めする。
ついでに、結構金かかります。
今日の一言。
既にインプリンティング完了していたみたい。
訂正。
失礼いたしました。
それにしても、「東京三菱」の部分が、「三菱東京」に逆転している。
もちろん、何らかの意味はあるのだろうが、
利用者側としては混乱の火種になるので、
あまりコロコロ変えないで頂きたいところです。