本日は、竜崎麗華様降臨也。
みなさま、ごきげんよう。
前回の不機嫌さを改め、
今回はお蝶婦人こと、竜崎麗華様風でお届けいたします。
お子様たちは、すっかり夏休みですわね。
道理で、やたら滅多らクソガキを見かけることですこと。
もちろん、クソなんてつかない、良い子ちゃんもとってもたくさんおりますわよ。
定期試験が終わったのですわね。
定期試験とは、直前には深い後悔の念ももたらすものでありながら、
終了と同時に、とても気分爽快になる不思議な行事でしたわ。
ワタクシも中高生の頃は、毎度毎度、定期試験直前に、
「今度から毎日予習復習しよう」と猛省しては、
試験終了の瞬間に、全てが真っ白になったところで、
何もかも忘れるという、学習能力を身に付けてしまいましたの。
義務教育後の試験については、
ほんのつい最近まで(自主的に)苦しめられておりましたので、
あまり懐かしくもありませんこと。
おかげで、何年分の年末年始がすっ飛んだことでしょう。
さて、バカンス前の大仕事の後には、
さらに大きな行事が待ち受けてましてよ。
もう胸がドキドキですわね。
通信簿のことですわよ。
お忘れになって?
ワタクシのブログにも採点頂きましたので、
結果をお知らせいたします。
「39歳」には異議を申し立てたいところですが、
おっしゃる通りにバレリーナになれていたとしたら、奇跡ですわね。
けれど、ワタクシ、バレエ鑑賞は嫌いではなくてよ。
わざわざロシアまで行って「ジゼル」を鑑賞したこともありましてよ。
但し、開幕直後から閉幕直前までの間の記憶がございませんの。
どうやら、深い深い闇へ落ちてしまったようですわ。
旅行先での観劇はお勧めいたしません。
疲労困憊で、あっという間に夢の国に連れて行かれます。
皆様にも、採点していただけるサイトをご紹介させていただきますね。
以下のアドレスをクリッククリックよ。
http://blogreport.labs.goo.ne.jp/
現実のワタクシは、大変おとなしい恥ずかしがり屋さんでしたの。
多分。
けれど人間は成長するのです。
いつしか、
「はっきり自分の意見を言えることは素晴らしいことですよ」
と、お褒めの言葉をいただけるようになりましたわ。
ついでに、余計な一言を控えるよう、釘を刺されました。
また、ちょっとあわてんぼうさんでもありましたので、
試験返却の際には、
「落ち着いて設問を読みましょうね」
と、注意勧告を受けてしまいましたこと。
記憶の中で最も古く鮮明に残っているものを思い出してみると、
こんなことがありましたわ。
地理の試験でしたわ。
あら、この科目、今でもあるのかしら。
「現在、4年に一度の大統領選の行われている国名を答えよ」
先生のサービスですわ。
誰も0点にならないように、優しく易しくしていただいたのに。
当然、回答はアメリカ合衆国でした。
けれど、何故かワタクシ、
「ニューハンプシャー州」と回答してしまいましたの。
それは、党内の候補者選挙の方ですわね。
全く、テレビの見すぎですわ。
同様に、先生ったら、サービス満点でしたの。
「日本で行われることとなった冬季オリンピックの開催地を答えよ」
もちろん、「札幌市」じゃなくてよ。
これまた当然、「長野県」のはずですわ。
けれど、ここでも何故か「白馬村」と回答していましたわ。
ここは、メイン会場でしたわね。
いずれも、回答がピンポイント過ぎてしまいましたの。
随分と昔のことですが、
先生には、「もっと簡単に考えて良いから」と苦笑されましたのを、
覚えておりますわ。
それだけ、脳みそフル回転だったのでしょうね。
まったく、今だったら、これだけ暑い中、
そんなに考え過ぎてしまうと、脳みそ耳から溶け出しちゃいますわ。
若いって素晴らしいですこと。
大人になって、素晴らしいことが一つありますわね。
偏差値で序列を付けられなくなることですわ。
その代わりに、他の採点方法がありますの。
出身校の成績も人格も、関係なくなってしまいます。
しかも、人によって採点方法は異なりますわ。
けれど、誰も、人を採点する方法も結果も教えてくれませんわ。
自分で自分の価値は判断することよ。
もう、人事課ったら、何をお考えなのか、全くわかりませんこと。
お若い方で、もしも成績でお悩みでしたら、
全く気にする必要なんてございませんわ。
十代に受けた試験も、通信簿も、
人生の全てを決定することなんてありませんことよ。
親なんて、自分より先に寿命が切れてしまうのですのよ。
包丁持って走り出して、相手は誰でも良かった、なんてこと、
なさらないで下さいね。
他人の人生の責任は誰にも取れませんことよ。
最後になってしまいましたが、
何だか、お蝶婦人と言うよりも、
むしろ叶恭子さんみたいになってしまいましたわね。
しかも、いつの間にか、通信簿の話からそれてますわ。
まあ、よろしいですわよね。
ではご機嫌よう。
本日の一言。
もちろん、ワタクシ、叶姉妹のお二人をリスペクトしておりましてよ。
一度通した筋を通し続けるお姿には、全く感服いたしますわ。
素晴らしい根性をお持ちと存じます。